特別支援学級への転籍
通常級で生き辛さを抱える児童と共に、4月から特別支援学級へ転籍しました。
自分は学級担任なので「転籍」とは言わないですが・・・。
正直、通常学級担任の時はしんどかったです。
30人を超える児童の中には、支援の必要な児童が何人もいるのが当たり前。
支援するべきことは、もっとあるのにできない。
そんなモヤモヤをいつも抱えていました。
特別支援学級では、指導の内容をそれぞれの子どもに合わせることができます。少人数なので、個別に対応する時間を長く取ることができます。
通常学級では 授業中ぼんやりとただ教室にいるだけだった児童が、いつの間にか自力で問題をとけるようになる。体育では着替えもしなかった児童が、着替えはもちろん、準備も手伝いのびのびと活動している。
子どもたちの成長が目に見えて分かり、子どもたちの笑顔が増え、一緒に特別支援学級を選んで本当に良かったと思っています。
ただ、通常学級の児童との関わりが減ってしまうことは、どちらの子どもたちにとっても不利益が生まれているともも感じています。そこで、今年度は「特別支援学級への理解を深める取り組み」をしています。
また、特別支援学級のような、個に応じた対応が通常学級でもできるためには、何が必要なのか。大阪の大空小学校の取り組みを参考に、考えていきます。
転籍のあれこれ 裏話など、詳しくは別で記載しようと思います。