何かに恋い焦がれながら
今日は1日、米津玄師の新しいアルバムをヘビロテしていた。
アルバムを変える気力がなくて1日同じものをヘビロテしてるときもあるけど、今日は全力で能動的なヘビロテ(笑)
こんなに1枚のアルバムに心を鷲掴みにされたの、いつ以来だろう。エモすぎ、エロすぎて死ぬ。
『カムパネルラ』『優しい人』『レモン』『まちがいさがし』が特に好き。(まちがいさがしはセルフカバーだけど、菅田将暉とまた違う雰囲気で神曲になっている)
米津玄師は、わたしの中で、冥王星蠍座世代のヒーロー。生と死のにおいがする。2年前の紅白の『レモン』ですっかり惚れてしまった。(周回遅れで流行に乗ったことは、重々自覚がある)
ちなみにこれを書きながら、途中でお弁当を買いに行った店で、『LOSER』のインストが流れていた。上のアルバムには入っていないけど、これも大好きなの。
『愛されたいなら そう言おうぜ 思ってるだけじゃ 伝わらないぜ』
↑ここが一番好き。
歌もダンスも最高だけど、何より歌詞が痺れる。乱暴なことばから紡ぎ出される、女のわたしには決して出せないニュアンス。羨ましい、妬ましいくらいにカッコいい。
違うメロディで同じ歌詞を繰り返してたり、音楽的にもめっちゃテクニカルだし、そもそも彼のメロディラインは難しくて歌が容易に覚えられない。(ブツブツブツ…)
AppleMusicのサブスクをはじめたおかげで、どんどん新しい曲を聞けるようになって、若い頃並みに音楽愛が甦っている。
ティーンの頃にサブスクがあったら、たぶん歓喜しすぎて溺れ死んでる。
昨日Pixiv(個人がイラスト・漫画・小説などを投稿/閲覧できるサイト)をサーフィンしていた時も、ほぼ同じことを思っていた。
インターネットは、インプットに貪欲な時は、至高のツールだ。まるで恋をしているみたい。
わたしの中の一番うつくしいもの、すなわち神に等しいものを、みんなの創作物を通して、見ている。そこにプロ、アマチュアだとか、国、空間の境はない。
人を隔てる境界をすべてなくしていくのが、インターネットなんだな。
1週間前は、自分にとって懐かしの、南米民俗音楽に痺れていたわたし。
もの凄く趣味が広いので、一週間もしたら、また全く違う何かにはまっているかもしれないけれど(笑)
ずっと、何かに恋い焦がれながら、生きていきたい。
なりたいわたしになるために。
『I’m a Loser, なんもないなら どうなったっていいだろう』
『I’m a Loser, きっといつかって願うままに進め ロスタイムのそのまた奥を行け』