【コラム】問題のうしろに親の存在が隠れているケース
タロットカードは、「占う人のエネルギーがそのまま出てしまう」という特性がある道具である、というのは、今までも何回か書いています。
そのため、表面的には、ご相談の内容を(話せる範囲で)詳しく伺っているのですか、「この話の後ろにあるエネルギー的な問題」という観点で、お話を聞かせていただいています。
長らくやっていると、カードを引かなくてもなんとなく方向性のアタリはつくのですが、カードがきっかけで、意識の上では、ご本人が無関係だと思って特に話題にあげていなかった問題が明らかになることもよくあるのです。
たとえば……
Ⅲ. The Empress 女帝
Ⅳ. The Emperor 皇帝
大アルカナのこちらの2枚のいずれかが出てくる場合。
よく見ると、2枚は鏡合わせのように同じ構図になっています。
一般的には、
女帝: 何かを産み、育む性質
皇帝: 何かのイニシアチブを取る性質
という風に解釈するのですが、この2枚が出てくるときは、実は、お母さん(※女帝の場合)/お父さん(※皇帝の場合)の存在が、その問題のネックになっている、という場合がままあります。
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