世界観の作り方。一発屋は何故一発屋で終わったのか?
こんばんは、mokkoです。
この記事では、昔からどう自分をデザインしていくのか?
これを考えていた時に僕が一番大事にしているのが、
世界観をどう演出するのか?なのです。
色々な方にzoomで話をしていたら、"その発想を真似します"と話をして頂けたので書いていきます。
エンタメを作るには世界観が大事だよって色々な方が話をされてますよね。
でも自分の知り合いが音楽をやめていく中で僕が自分自身を俯瞰して抽象度を上げてみる
つまり、人生ゲームでゴールを笑顔で迎えるから逆算して、"今何をやるべきか"
これをデザインしてきたので、今一流のアーティストの方とやれているなと思いましたので、記事を書いていきます。
ほとんどの方が得意なことに熱中して夢に向かいますが、
僕は、まずありとあらゆる芸術に触れました。
美術館にも何度もいきましたし、クラシックコンサートやヒップホップから演歌、演劇からお笑いまで見て回りました。
すると、何故うまくいっているのか、はたまた何故うまくいかないのかが肌感覚で学べました。
次の記事で、
マーケットイン(お客様が求めているものを作る)とプロダクトアウト(商品を作ってから届け方を考える)という難しい話もしますが、
みんながみんな、自分のスキルなり作曲なりを
自分がやりたいからやる
から発想してステージに上がっていっているのを見て、
おや、それはまずいんじゃないか
肌感覚で思いました。
何故か?
ライブで食っていく、音楽で飯を食べるために
得意なことばかりをやっていくと、
お客様に飽きられてしまうこと、そしてやればやるほど煮詰まること。
これをアーティストがメジャーデビューをして、何故一握りしか残らないのか?を分析した時に、
ヒット曲を出したら、そのレベルの作品を呼吸をするように出すことを普通考えるので、
期待値が上がり、締め切りまでに作り続けることを考えると、
苦しみの中で、焦りの中で、作品を産み続けないといけないので
視野がどうしても狭くなり、次、次、と出すことへのプレッシャーは半端なくなりますよね。
しかもファンは新たな挑戦を応援することから生まれるので、冒険ができなくなるのです。
すると、結果が出なくなれば契約を切られてしまうわけです。
これは仲間のアーティストのライブにいき、ファンが減るのは何が原因かを見た時に、
得意な部分を出しすぎると手札がなくなっていくことをみて、
自分のライブを設計する際に、
色々なジャンルを見てきたことで、得意な部分を際立たせる為に世界観を広げてきたことが裾野を広げてくれてお客様に伝わりました。
つまり、まずは自分の得意じゃないところから感じたり学びを得てから得意な部分を出していくと、
世界観が伝わり、引き出しがあるから魅了していけるんですよね。
すなわち、心に余裕と打ち手を応用できるのです。
得意な部分から何かを始めると活躍期間が短くなりやすいのは、
自分の得意な部分を具体的にやるから、気付かぬうちに世界が狭くなっているものだからなのですよね。
これだけ時代の流れが早いことからもカメレオンのようにチューニングしていく必要があることからも
世界観を広げるための努力は必要だなぁと感じています。
今を生きるだけではなく、人生を通してやり続けるための抽象度を上げた視点を持つ為にも大切だと思い、書いてみました。