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新作映画 ランボーとトランプ

ランボーの新作が公開された。初期のランボー
はベトナム帰還兵の苦悩、などが描かれていて
反戦などの社会情勢をうまく描いた作品だった
と思う。それからランボー2作目からはアクション
要素の強い映画になっていき、人気を博した。
本作は大1作目に近い。
そして、今作だがまず、メキシコ人をとても
悪く描いていてる。怒りがこみ上げてくるほど
悪い!きー!この流れはメキシコに壁を建て
移民を排除するトランプ政権支持層が作って
るのかな?と感じさせる。
劇中にメキシコとの国境の描写やメキシコの
カルテル(麻薬組織)がアメリカに勢力を広げる
などのセリフもあったり顕著に出てくるのである。
初期にあったベトナム帰りの苦悩などは一瞬だけ
当時の戦争の映像があったり、ランボーが精神安定剤を         飲むシーンなどでわかるが残念ながらそれが主流ではない。
主流はメキシコ人を殺しまくる事につきるのだが、
年齢制限があるのでかなりグロいので劇場で
びっくりする事でしょう。
そして、ネタバレのラストは言わないが
ようするにランボー=アメリカは傷つきながらも
戦い続けないといけない!という結論になり
あれ!ベトナム戦争も肯定なの?アメリカ万歳〜!
の国威高揚映画になってしまうのだった。

ランボー、時の制作者により、役割が変わって
しまう。悲しき男である。。。

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