好きな3曲
「#スキな3曲を熱く語る」というお題があったので、書きました。
1.「RAY」 BUMP OF CHICKEN
あくまでも「創作アカウント」なので 病名等は明記しませんが、これは、僕自身が人生で一番きつい薬を飲みながら、それでも「一般雇用枠」で懸命にサラリーマンとして働いていた頃に出逢った曲であり、今でも、毎日のように聴いています。(今は、転職して障害者雇用枠で働いています。)
いつまでどこまでなんて
正常か異常かなんて
考える暇も無い程 歩くのは大変だ
楽しい方がずっといいよ
ごまかして笑っていくよ
大丈夫だ
あの痛みは 忘れたって消えやしない
いつまで、この薬を飲むのか……?
どこまで「発症前の自分」や「他の健常者」に近づける(ように努力する)のか……?
そんな悩みがあった時期に出逢った曲なので、すごく心に染みました。
そして、時が経った今も、力をくれます。
死ぬほど苦しかった頃のことなんて、「忘れる」に越したことはないのかもしれませんが……僕としては「命懸けで学んだ事」さえも忘れ去ってしまうというのは、とても惜しいのです。だからこそ、「消えやしない」というところが、僕の心には今もなお響くのです。
また、この曲の歌詞には、僕の創作活動における【主題】にも通ずる箇所があります。
伝えたかった事が きっとあったんだろうな
恐らくありきたりなんだろうけど
こんなにも
物語の中で「生命の尊さ」や「人間の尊厳」「遺伝的多様性」について描くというのは、きっと「ありきたりなテーマ」です。
しかし、僕は懲りずに描きます。
僕は【優生思想】というものに、断固として反対します。
誰かの「生まれ持った形」や「生き様」を嗤ったり、それらを理由に優劣をつけたり、結婚や就職の場面で差別をしたりするような愚かしい人間達を、僕はどうしても赦せないのです。
↑ 筆者個人の抱負やnoteにおける基本方針は、こちらの記事(の、終盤)にも書いてあります。ご興味のある方に、ご一読いただけましたら幸いです。
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2.「僕から君へ」 Galileo Galilei
もう活動を終了したバンドの、古い曲ですが……僕は今後も、忘れることはないでしょう。
遠くなるほどに君の背中は
強く大きく確信になった
振り返ればそんな君が見えて
僕は僕の地平線を目指さなきゃ
理解も納得もしなくていいや
わかったフリなんて僕はしない
ずっと信じていた人からの手酷い【裏切り】や、かつての仲間との【決裂】を経験するたびに……この歌詞に対する、自分なりの解釈は深まりました。
僕が「オリジナリティー」を追求するにあたり、大切にしたい一曲です。
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3.「ともに」 WANIMA
とにかく明るくて、力強くて、そして「何を伝えたいか」が明確で、大好きな曲です。
彼らの元気を分けてもらいたい時に聴きます。
生きていれば 命さえあれば
前に前に前に 上に上に
冗談じゃない まだ諦めてない
全て追い越して
何もかも置き去りに
思い描いた その先へ
僕が今こうして創作に耽りながら生きている穏やかな日々は、凄惨な日々の【先】に在るものです。本当に有難いことです。
無様でも……生き抜いた甲斐が、ありました。
この曲の歌詞は、何かを「好きだ!」という感情や、何かを「創りたい!」「やりたい!」という衝動・願望を肯定し、背中を押してくれます。過去の、創作活動について【全否定】された日々のことを思い出し、自信を失いそうな時……勇気をくれます。
これからも、僕は諦めずに書きます。
たった3曲に絞るだなんて、難しいお題でしたが……自分の創作活動の【原点】を再確認する、良い機会となりました。
お読みいただき、ありがとうございました。