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雨と疑念と仏

今日はバイトがあり、8時に起床した。
今日は意外と寒くない…少し安堵したが、なかなかやる気が出ない。
なんせ、久しぶりのバイトだ、、正直だるい。行きたくない。しかしながら、行かねば金がない。そんなジレンマを抱えながらシャワーを浴び、おなかに一抹の不安を抱えながら家を出た。バイト先は自転車を20分ほど漕ぐとにつく。寒い寒いと言いつつ朝、様々な景色を見ながら自転車を漕ぐのは気持ちがいい、爽快感がたまらい。だが、そんな気持ちを邪魔するものがやってきた腹痛だ。自分はおなかが弱い。3日あれば1日はおなかを下している。つらい、ほんとにつらい。迷いなく、コンビニに駆け込み一発決めて急いで出た。出たのはいいものの今日はずっとおなかに疑念を抱いていた。

バイトは久しぶりだが行ってみると楽しい。子供に関するアルバイトだが、子供は非常に面白い。突拍子もないアイデアで話を進めていく。そんな中でも蝶好きの少年がいた。蝶の勉強をしすぎて同級生に話が通じず悲しむほどだ。それほどのめり込んでいる姿は美しさすらあった。

昼はカップラーメンを食べ、午後の部が始まるが、バトミントンやドッジボールをして時間を過ごした。そんなことをしていると雨が降ってきた。
憂鬱だ、帰りびしょびしょになってしまう。めんどくさいが仕方がない覚悟を決めた瞬間おばちゃんが「家まで送っていくよ」と言ってくれた。一瞬後光がさしたように見えた。鶴の一声で今日はびしょびしょにならずに済んだのだ。憂鬱は無くなり感動した。

バイトが終わると、車に自転車を積み込み家まで送ってもらった。途中、ご飯もおごってもらい。常に、おばちゃんからは後光がさしていた。
まぶしくて見えない。これがそうなのか、と思ったりした。

家に帰るとお風呂に入り、TOEICの勉強をして、メールを返すと眠気に襲われ、何とかこれを打ち込み。床に就いた…


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