BMO チームモダン振り返り
久々に大きめの大会に出たので簡単に振り返り。
チーム決め
よくモダンをする仲間内でデッキを持ち寄り作戦会議。
圧倒的な赤白のスカスカ感、、、!
これを受けて、どうせやるなら楽しむぞ、ということで、白い血染めの太陽こと《抑制の場》をメインからぶっ込んだボロスムーンで出ようかなーと調整を進めていました。
特に、エネルギーについては機能不全になるはず、、、と思っていたのですが、、、
実際はそんなに甘くなく、全く勝ちきれない。ちょっとこのデッキを握ってオープンに出るのはヤバイのでは、、、と思って、普通のボロスエネルギーにしようと思いました。
使用デッキ決定まで
最初に考えたベースはこちら。メインに血染めの月を採用した型。
メインに月があることで「ドハマり」も狙え、単純に強いMH3ボロスエネルギーパッケージを詰め合わせた型。強いて言うと、この型が台頭したが故に、「ボロスエネ→メインから月、サイドからは絶対月」という月ケアが全体として高まったのを感じました。この型は強そうだけど、「ドハマり」を狙うならもう少し違う角度で殴るのがよさそう、、、と感じていました。そこで見かけたのがこちら。
ほう、向こう見ずな炎波乗りですか、、、どれどれ、、、
喊声を複数持ちうるクリーチャー。しかも速攻持ち。ライフの詰め方が尋常じゃありません。オーク耐性が低く、最近忌避されがちな《歴戦のパイロマンサー》も、オークと当たる率、そもそも33%のチームモダンなら、きっと問題にならないはず、、、!
というわけで完成したのがこんなデッキ。
魔改造について
軍備放棄
まずはメインの軍備放棄について。マナ総量が平地の数以下のクリーチャーを追放し、お詫びに3ライフを差し上げるソーサリー。なんでも追放できてパワー分のお詫びをするインスタントの最強除去のソープロと比べると、流石に目劣りするところがあるものの、似たような効果で弱いはずはないはずです。
じつはこのカードについては、普段使っているマルドゥエネルギーにも刺しています。スタンダードやパイオニアではスローランドやファストランドなどがメインのため、結局青白コンくらいでしか使われなかったという印象ですが、フェッチとショックランド、諜報ランドがメインのモダンなら話は別。マルドゥエネルギーは平地をベースとした土地を並べてマナベースを固められるので、多色でも十分使えるカードかなと思います。
実戦では主に脱出してきたフレージを除去ることを目的としています。サイドからは《天界の粛清》を採用して、インスタント速度で追放することが多いと思いますが、メインから採用することで、ミラーにおける優位性を確保できたと思います。
軍団のまとめ役、ウィノータ
今回の1番のオシャレ枠。元々はこの動画。MH3のソリンの種族が吸血鬼じゃなくて人間なのがイカしますね。
参考にしたデッキが炎波乗り、歴パイと人間を積極的に取っていたので、採用してみようと思いました。巨竜で捲れると困るので採用は1枚に。
皇国の地、永岩城
どうも私の人間力では、土地22の構成では土地が2枚で止まることがしばしば。22にはしたいけど、23にはしたくない、22.5にしたい、、、ということで、魂力土地を採用。ラガバン、アジャニと唱えれば3ターン目には構えられる追加の除去として機能します。
結果としては、一度も魂力で使うことはなく、常に置く土地として使いました。これがもし4枚目の炎波乗りだったとすると、マナ事故っていた場面もあったので、魂力土地の採用はGoodだったと思います。ただ、デッキとの相性を考えるなら、霜剣山のほうがよかったかなぁ、とこれを書きながら思いました。
乾燥台地が3枚の理由
「持ってないから」というのが一番大きな理由ですが、、、山不採用なので、白マナにアクセスできればよく、針で刺された時に散らしてあると便利、という言い訳も立ちますし。
実際、ジェガンサを見せずに青白フェッチから入ると、なぜか相手が「ジェスカイエネルギーコントロール」と勘違いしてくれたので、盤外戦術としては正解だったかなと思いました。(苦笑)
ゴブリンの砲撃不採用の理由
「持ってないから」
実際は前日には手に入ったのですが、試す時間もなく、マルドゥより強く使えないカードを入れるのもなぁと思ったので不採用に。実際は、全然そんなことはなくて、ミラーでめちゃくちゃ強い、と当日思い知ることになりました。
当日の話
当日の結果はXでポストした通り。
覚えている範囲で対戦を簡単に振り返ってみようと思います。
初戦:ナドゥ
というわけで、初戦はプロチームと対戦。私の相手は平山さん。
メインは、一応除去構えしながらも、森を護るもの→ナドゥ→コーの人とぽんぽんと持ってこられ、キル手段を確認して無事4キル。
サイド後は、月ケアされて島をもってこられた上で根の壁を貼られる。ここに軍備放棄を当てられるのに、月を貼る。もしかしたら事故るかも、と思ったが、そんなことはなく、ナントゥーコが根の壁に授与されて、どうしようもなくなって終了。マナクリは見たら焼け、忘れるな。
2試合目:ボロスエネルギー
指輪が採用されている型のボロスエネルギー。ウィノータ採用している私が言うのもなんですが、巨竜採用しながらの4マナの積極採用は人間力の格の違いを感じます。(相手が圧倒的に高い、という意味で)
あんまり覚えていませんが、サイドから刺したフルートでゴブリンの砲撃を止めたおかげで勝てました。
3戦目:マーフォーク
メモで人の名前を書いていたのをそのままポストしてしまった、すみません🙇
除去を多めのハンドに。2戦目は島メイガスに軍備放棄を紙屑にされながらハメ殺されるも、3戦目は島メイガスをギリギリ除去れて勝利。3戦目、2ターン目に巨竜を唱えてめくれたフルートで、何を縛るのが一番いいか悩む。毎回2ターン目に唱えられていた《銀エラの達人》を指定したのだけど、あれが効いていたのか、聞くのを忘れたのだけが心残り。(3戦目はバイアルが張られていなかったので、バイアル指定は外した上で、ロードオブアトランティスかで悩んだ)
キノコさんからは、特製トークンをまたもいただきました。いつもありがとうございます。
4戦目:マッドネス型エルドラージトロン
4戦目は開封大好きチーム。開場前に黒田さんからコジコマを借りていたので、エルドラージだろうと思って戦えて、メインから安心して戦えたのはよかった。黒田さんがバリつええと言っていたブリーチ型かなぁと思ったけれど、地獄料理書でエムラクールを捨てて、マッドネスで唱える型でした。物量で押し切って勝利
5戦目:マルドゥエネルギー
メインはライフを数点(2点?)まで押し込むも、オブニクシリスを犠牲で唱えられて、めちゃめちゃ粘られる。結果、逆転を許して負け。これはきつかった。
サイドはショックランド→霊気拠点→巨竜と動いてめくれたのが血染めの月。お相手は初手のフェッチで平地を持ってきていたものの、ここで月で縛れば黒が出なくなる、、、はず!ということで月をおいた結果、ボロスモードで動かれて、白マナ引けずに負けましたとさ。ちゃんちゃん。
6戦目:ナヤエネルギー
緑、、、?!なんだなんだ?となった試合。結論からいうと、邪悪鳴らしで墓地を肥やしてフレージを早期に繰り出すデッキだったらしいです。エネルギーデッキ対決全般に言えることですが、時間がかかるマッチが多かったです。今回は幸いチームメイトが2人とも勝ってくれたので3戦目に至りませんでしたが、疲れる試合が多かったです。
7戦目:4C続唱
久しぶりのサイ。軍備放棄がサイに無理なく当たるため、メインの除去が効きやすくて戦いやすかったです。この枠が《稲妻》だったら勝てなかったなーとしみじみ。ストーム対策の真昼の決闘が刺さるなど、サイドでも優位に立てていて、おそらく対戦の内容以上に相手は苦労してたんだろうなーと思います。
おわりに
お昼も食えてなかったので、チームモダンは7戦でドロップ。全体で4−3勝ち越しだったので、とりあえずよかったかなと思います。
プレミとしては、初戦の根の壁を生かして月を唱えたのと、マルエネ相手に脳死で月を唱えた2つ、、、両方とも月絡みかーい!お前、どんだけ月張ってるんだよー!!!という結果でした。
マルエネでは細かいプレミがあったと思っていて、ブロックで死んだデビルに猫が殺されたせいで昇殿達成し損ねたのをとりあえず観測していて、ちゃんと棋譜レベルで振り返れば同じようなミスがあったんじゃないかなぁと思います。昇殿管理を「たまたま達成」から「狙って達成」にできれば、このデッキをワンランク強く使いこなせるんじゃないかなぁと思います。
それと、この数日でゴブリンの砲撃を使うデッキが急に増えたように思います。今こそ、、、抑制の場が刺さるのでは、、、!!!!
モダンのメタはぐるぐる回ります。抑制の場の緊急買取が出ることを祈って、この記事を締めようかと思います。
今日はこんなところで。特にオチもなく終わる。