【レポ】Edcamp@学芸
先輩にお誘いいただき、1/21(日)に
Edcampなるものに参加してきましたー!
Edcampとは?
超ザックリ言うと、
「教育」に関心のある人たちが集まって
とにかく自由に話しまくるイベントです!
Edcamp JAPANのサイトには、こんな紹介も。
・参加費は無料
・誰にでも参加の機会が開かれている
・カンファレンスの内容(セッションのテーマ)は、当日、参加者によって決められる
・セッションは、参加者がファシリテーターになって行われる
・セッションの途中でも、参加者は自由に他のセッションに移動することができる
・収益はあげず、企業ブースなどは受け入れない ( -Edcampの特徴 / Edcamp JAPAN)
http://www.edcampjapan.org
ほんとに決まってるのはタイムスケジュールくらいで、あとは誰と、どんなことを、どれくらい話したってイイぜ!あとはお好きによろしく!というような感じ。
そしてEdcampのすごいところは、
「運営主体を選ばない」ところ。
つまり誰でもどこでもできちゃう。
だから
全国各地で、しかも1年中、メッッチャ開催されてるらしい。
ちなみに今度は横須賀で
現役高校生がEdcampを開催するそうです。
いまどきの高校生どうした!すごいな!
この開催の自由さって、結構すごいですよね。
広がりがありすぎる。考えたひと天才!
「わからない」前提のセッション
イベントの中で、セッション(好きなお題でフリートークする時間)は全部で3回ありました。いずれも1時間くらいです。
参加者は、出されたお題の中で
気になるところに移動します。
そしてスクリーンを見てびっくり。
1回目のセッションで、さっそく「政治教育」のテーブルができてるやん!!!!!
こんなにニッチ(だと思われる)領域に関心をもっている参加者の方がいるとは!!!!!
会いたい!!!はやく会わせて!!!
とルンルンでテーブルに向かったところ・・
いや誰もおらんやないかーい!
正確には、わたしとオダギリくん(いつも何らかの研究会でいっしょになる子)しかいなかったので、愕然としました。
「これじゃいつもと変わらないですよねwww」
とめっちゃ笑ってたんですが、
なんとその後、ぱらぱらと人が!
「隣のテーブルだったんですが、人が多くて・・」
とか
「今きたんですけど、ここってなんのテーブルですか??」
とか
そもそもそんなに内情を知らないしそこまで関心がなかったけどとりあえず話しにきた
といった方が結構いらっしゃったので、個人的にはとても新鮮でした!**
普段はほとんど聞かれないのですが、
「政治教育で1番オススメの本ってなんですか?」と言われたときに、ハッとしました。
こういう質問にちゃんと答えられるようにしないとな・・・
自分の専門(と認識している分野)への学びも深まりますよね!
逆に、第2セッションでは「アクティブラーニング」のテーブルに参加したのですが、わたしはそこまで詳しく知らなかったので、現場の実践やや理論のことをいろいろ教えてもらえました🙆♂️
「わからないこと」を前提に話し合える場づくりって、大人になればなるほど結構難しくなってしまうな〜と感じていたのですが、改めてこういったフラットな場の必要性を再確認。
おもしろかったこと
以下、「Edcamp@学芸」に参加して心に引っかかったことを羅列します!
①「政治教育」セッション
・政治教育=他者理解の教育、という視点
・沖縄の幼稚園に勤めていた方の話がとてもおもしろかった。
沖縄は小さいときから結構強引なやり方で戦争の悲惨さを教え込んでいる。幼稚園生に、日本兵の死体が写っているようなパネル展につれていく。子供は純粋だから、「アメリカ人=戦争好き」「日本人=被害者」という発想になり、子供のなかでアメリカ人ハーフの子への逆差別が横行してしまうこともあった。
沖縄では「相手をディスり倒すこと」こそが正義で、建設的に・ニュートラルに話し合うことがどうしてもできない。(メディア・政界ともにその空気感がある)
→沖縄で「模擬選挙」を突破口にしてみたい。
・とある学校の例で、「社会科はとにかくお金がない」という話。地歴公民で教員が8人いるのに、予算が年間3万しかない。その代わりに、英語と理科が充実。
②「アクティブラーニング」セッション
・そもそも大学の講義形態を変えよう(授業方法・形態)→あまりに形態に走りすぎたので、授業改善の視点として取り入れよう →学習者同士、学習者と教師とのコミュニケーションを取り入れた授業をやろう(インタラクティブ・ティーチング)というように、「アクティブラーニング」の意味合いや意義がどんどん変わってきている
・これから求められるのはRBL(関係性型学習)
・学校現場は「ベネッセ」一強(笑)
③「シティズンシップ教育・社会科教育」セッション
・シティズンシップ教育は、社会科から題材をもらって国語科と連携できるのでは by 国語科
国語は「考えの違う他者と議論をする過程」を評価できる科目。話し合う場はあるのに、逆に素材がなさすぎるから社会科からもらいたい。
以上です〜〜!
ほんとうに色んな方とお会いできてたのしかった☺️✨
また参加してみようと思います🎈🎈🎈
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