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そうだ、プラネタリウムに行こうよ

というわけで、行ってきました。
プラネタリウムには、もう随分とご無沙汰していたんですが、推しENHYPENのプログラムが開催という強力な吸引力。

NI-KIの低音癒しボイスナレーションに浸って、寝転んで星空を眺めるって、絶大なヒーリングでございましたよー

3月まで開催されているプログラムなので内容を詳細に語りませんが、プラネタリウムという場所が思っていた以上に素敵空間だったので、その辺りを書き留めておければと。

星になにを思いましょうか

学校の屋上で天体観測とかいう、わりとベタな文化系部活動に在籍していたので、夜空に星座の物語をみたり、宇宙を考えたりという少女でございました。

星空を考えるといっても、星座なんてものを見出していた、古代ギリシヤの人々って何考えて生きてたんだろう?って方向でしたけどね。
星座とその物語が、現実の何になっていたのかっていうほうに興味があって、ギリシャ神話だとか歴史だとかにハマったのは、部活動の天体観測からだったなぁと。

星の配置を知っておくことを、生活に欠かせない現実の手段にしていた人々と、そこに神秘を見出していた人々といろんな人がいたんですよねぇ。

夜の闇を怖がらずに歩くには、火という灯りも大切ですが、空に輝く星がどこにあるか、それが頼れる存在であれば、しっかり覚える必要があります。

かなりの余談ですが、私、この夏に小型船舶の免許を取ったんです。
試験問題に夜間航行の問いがあったんですね。
夜間の海って標識が灯火なんですよ。だから、灯火の意味するものを反射的に判断できるところまでがっちり刷り込まなきゃ、怖いです。
夜の船上の夜空なんて、ちょっとロマンチックだって思うんですけどもね。

現代のような灯りが多い世界ではなくて、海のように暗い夜、星の位置を頼りに動くなら、星の判別はがっちり刷り込まないとダメってこと。

昔の人は、星の判別を刷り込むために、ストーリーをつけて覚えやすく、星が出ていない日中でも振り返りやすくしたんだろうか、なんて。

『DREAM to the STARS』で、NI-KIのナレーションで一等星の説明を聴いた時に、星がどこにあるかを昔は覚えていたのになぁ、なんてちょっとセンチメンタルに浸ってみたりもしました。

ちなみに、一等星のお話を聞きながら、あぁ、この企画、すごく整合性があるんだなって、なんかむちゃくちゃ納得しました。
NI-KIと一等星ってなんかわかる、という。
なんかわかる、という具体性に乏しい表現だけど、コネクトしてるというか。

寝転んで星空という浪漫

池袋の満天で観たのですけど、頑張って「雲シート」とりました!
二人シートなので、友人を誘いました。一人でも優雅で良いかもしれないけど、初めてだったので、ちょっと勇気がいるなぁと。

ふわふわのクッションとふわふわのベッドソファー。
靴を脱いで寝転がってください〜って、クッションも一人に3個ぐらいあったかな。

空に吸い込まれるような映像の演出もあったので、寝転んだ状態でふわ〜と浮いた気分も味わいました。

満天の星空の中、雲の上に寝転んでるっていう、擬似感覚だけれど自分の体重をちょっとのあいだ忘れるって、かなりの癒しですね。

その上に、落ち着いたトーンのNI-KIの声が良い音で耳元に届くという贅沢。

プラネタリウムはドーム状なので、音が響きやすいのだそう。
だから、ASMR的な方が音声としては癒し威力がすごく高いんじゃないかと。

daydreamのスノードームというモチーフにとても似合う企画だったと思います。
(楽曲のチョイスが活動曲になるのは仕方ないのかなぁ、Moonstruckとかの方が似合っていたかと思うんだけども〜)

次にまた企画があるならば、癒しに振り切ってもらって、耳元で囁くように星のお話してもらえたらいいなぁなんて思ったりもしました。

プラネタリウム、思ってた以上に癒し空間だったので、ぽわん、と現実から離れる30分近くの時間、体感おすすめでございますよ。



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