スピッツファンに刺さる(かもしれない)oasisの楽曲20選 part1

私は、幼少期からスピッツとoasisを聴いてきた。
スピッツとoasis、接点こそないものの、ルーツなど共通点がある。
スピッツメンバーと、ノエルは1967年生まれの同い年。
(しかも、田村さんと誕生日2日違い。ノエルは、5/29生まれ)
先日、oasisの再結成が決まり、
スピッツファンの方々にも、oasisをぜひ聴いてほしいと思いました。
ロック大陸漫遊記でも、oasisで漫遊記やってほしいな。
oasisが紹介されるとき、ノエルとリアム、
ギャラガー兄弟のいざこざがクローズアップされることが多いけれど、
聴けばすぐに虜になってしまうような楽曲が沢山あるので、
その中から、特に私の好きな曲=スピッツファンにも刺さるであろう曲を
20曲選びました。どれか一つでも、好きになっていただけたら嬉しいです。

まずは、oasisの説明を。
oasisは、1991年にマンチェスターで結成、
1994年にデビューした、世界的&伝説的ロックバンド。
中心メンバーは、vo. リアム・ギャラガー
Vo・Gt. ノエル・ギャラガーの二人。ノエルがお兄さんです(愛称 兄貴)
主にソングライティングを務めているのは、ノエルだが、
4th Album以降、リアムやほかのメンバーが作った曲も収録されるように。
代表曲は「Wonderwall」「Don't Look Back In Anger」など。
数々の名曲を生み出し、イギリスを代表するロックバンドとなったが、
2009年ノエルが脱退し、解散。解散の原因は、二人の喧嘩。
まあ、喧嘩というレベルを超えているけれども。
解散後も、バトルし合っていて、もう再結成はないなと、
誰もが思っていただろう。私も、その一人。
度重なる兄弟喧嘩、スキャンダル、暴言、その他諸々。
トラブルメイカー的なところも有名だけど、
oasisの楽曲は、全世界で愛され続けている。

こう書いていると、スピッツとは大違い、真逆かも(笑)
仲の良さとか、ホワイトでクリーンなところとか…
でも、私はどちらも好きなので、oasisの良さを知ってもらいたい!
そう思い、選んだ20曲です。
年代順、アルバム(シングル・コレクション含む)ごとの紹介、
part1は、90年代にリリースされたアルバムからの選曲です。



1st Album「Definitely Maybe」

1994/8/29発売 邦題「オアシス」
明日8/30に、30周年記念デラックス・エディションが発売される。
30年経ってもなお、輝き続ける最強のデビューアルバム。


「Supersonic」

デビューシングルであり、
2016年に公開されたドキュメンタリー映画のタイトルにもなった。
冒頭のフレーズは、私を支える言葉の一つ。
この曲には、ある思い出がある。
それは、この曲がスピッツの30/50ツアーのSEになっていたこと。
その頃、スピッツとoasisの共通項や、スピッツメンバーはこの曲が好き
といった繋がりがないと思っていた私にとって、
好きと好きが繋がった、衝撃的な瞬間だった。

「Live Forever」

まさに、永遠に生き続ける、ロック史に残る大名曲。
そして、私が一番好きな曲。
リアムのボーカル、ノエルのメロディー、歌詞、サウンド、
グッとくるギターソロ。私の好きなoasisの良さが全て詰まっている。
ロック大陸漫遊記のギターソロリクエストの際も、リクエストした。

「Slide Away」

シングルカットはされていないけど、知名度はシングル級。
ポール・マッカートニーが絶賛したことでも有名。
サビのフレーズ "chasing the sun"は、2014~2016年に行われた、
オアシスがデビューを果たしてから世界的現象となるまでの
1993年~1997年を振り返るプロジェクト名になった。
切なさが胸に来る、oasis屈指の美メロソング。


2nd Album「(What's The Story) Morning Glory?」

1995/10/02発売 邦題「モーニング・グローリー」
oasis最高のセールスを記録したアルバム。
oasisといえば、1stか2nd!といわれるほど、どちらも名盤。
ジャケットの撮影地は、Berwick Street(べリックストリート)
スピッツも、写真集の撮影で訪れている。
お持ちの方は、ぜひ見返してみてください。
「Wonderwall」「Don't Look Back In Anger」も、
このアルバムに収録されている。


「Roll With It」

oasisの中でも、かなりノリのいいロックナンバー!
イントロから、テンションが上がる、元気になれる曲。
ロック大陸漫遊記でも、一度オンエアされた。
ブラー vs オアシスの抗争激化のきっかけとなった曲。
詳しく知りたい方は、調べてみてください。
(フォローなんてできる訳もない、ノエルの大失言…)
ブラーとオアシスの共演も、ないとは言い切れない?

「She's Electric」

アルバムの中で、いやoasisの中で、トップクラスに
ポップでチャーミングなラブソング。リアムの声も可愛い。
あり得ないと思っていた再結成は実現したけど、
この曲を披露することは、あり得ないだろうな。
ただ、スピッツもoasisも天邪鬼なバンドだからね…

「Champagne Supernova」

地獄の黙示録をイメージしたという「Morning Glory」から
インストを挟み、波音が聴こえてくる。
優しく、美しく、安らぎのある世界が広がる。
ノエル曰く歌詞に意味はないそうだが、私はストーリー性を感じる。
7分半に及ぶ、アルバムの締めくくりに相応しい名バラード。


3rd Album「Be Here Now」

1997/08/21発売 邦題「ビィ・ヒア・ナウ」
初期三部作のラスト。2ndの記録的成功、
スターダムを駆け上がり、全世界から注目の存在となり、音楽だけでなく、
様々な文化、政治を巻き込んでいく、激動の時代。
長尺の曲が多く、その重厚さが当時のoasisの状況を表しているよう。
批判的に言われることも多いアルバムだが、
それは、1st・2ndが飛び抜け過ぎていたから。
(例えば、野球選手がみんな、イチローと大谷翔平と
 比べられたら辛いよね。こんな感じかな?)

(01~12までが、オリジナル・アルバム収録曲)

「Stand By Me」

私が、oasisファンになったきっかけの曲。
子供の頃から聴いていたけど、ハマったのはここから。
歌詞(ノエル作詞)は、お母さんに向けたもの。
ノエルが一人暮らしを始めた時、お母さんから電話で、
ちゃんと食事をとりなさいと言われて、
自炊してみたら、結果、食中毒になったというエピソードが、
冒頭のフレーズの元になっている。MVも、素敵なストーリー。
「ときめきpart1」の歌詞に、Stand By Meが出てくるけど、
私のStand By Meは、oasisです。

「Don't Go Away」

この曲も、愛に溢れたバラード。
リアムの歌声、歌詞、胸がギュッと締め付けられる。
日本でのみシングルカット、
「ラヴ・アゲイン」というドラムの挿入歌にもなった。
復活ライブで「Stand By Me」とこの曲歌われたら、もう号泣必至。


B面集「The Masterplan」

1998/10/28発売 裏ベスト・アルバム。
シングルのB面を、ノエルと、ファン投票で選曲。
裏とは言っても、オリジナル・アルバム並みの名曲揃い。
スピッツのスペシャル・アルバムもそうだけど、全然、裏じゃないよね。
今回、どの曲を選ぶか、一番悩んだ曲。


「Acquiesce」

Because we need each other
We believe in one another
And I know we're going to uncover
What's sleepin' in our soul

サビの歌詞

Aメロをリアム、サビをノエルが歌う、初のツインボーカルソング。
「Same Might Say」のカップリングナンバー。
acquiesceとは、不本意ながら同意する、従うという意味。
歌詞は、友情についてだそう。
それでも、やっぱり二人の関係性に重ねて聴いてしまう。
ライブで歌うだろうか。

「Rockin' Chair」

This is ファンから愛される隠れた名曲。
哀愁のあるサウンド、とにかく切ない。
「Roll With It」のカップリング。テンションの差が激しいな。
「Fade Away」とか「Half The World Away」とか
「Stay Young」も良いけど、この曲が特に好き。

「The Masterplan」

「Wonderwall」のカップリング。ボーカルは、ノエル。
個人的には「Don't Look Back In Anger」と並ぶ名曲だと思う。
サビの歌詞がとてもいい。僕らはみんな、masterplanの一部。
masterplanは造語だけど、おそらく運命、神の計画という意味だったかな。
oasisの再結成も、masterplanの一部なのかな。


part2に続く。




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