(ポップン)「S乱をやっても正規が上手くならない」は正しいか?
X(Twitter)で話題に上がっていた、「S乱をやっても正規が上手くならない」説について語ってみます。
この記事を書いてる人(@MOK2_DDR)の実力は、Lv50全埋め・ポップンクラス100.17・S乱Lv17のクリア5割くらいです。
結論
S乱をやればちゃんと正規が上手くなるのは間違いない。
でも、S乱だけでは練習できない譜面傾向も多い。
結局は正規も乱も合わせてやるのが一番。
S乱のメリット・デメリット
メリット
ハンドスピードを上げることができる
理不尽な左右振りを練習できる(リナシタEX、カウボーイUPPER EXなどに有効)
縦連混じりの譜面を練習できる(ルイナススピリチュアルEX、粋EXなどに有効)
S乱難易度表を埋めることで、クリア面でのモチベーションを保ちやすい
癖がついて押せなくなるということがない
デメリット
Lv50クラスの密度を練習したい場合は向かない(S乱Lv17までの話。S乱でトイコンEXとか叩ける人は今回は考慮しません)
長い交互(ネジロックEX、チテイタンケンEXなど)や、特徴的な配置(IDM EXの赤軸など)は練習できない
S乱では早入りになりがちであり、スコアが伸びないためポップンクラスも増えない
BAD数が譜面の当たり外れに左右されるため、少しずつ上手くなっている実感は得にくい
正規のメリット・デメリット
S乱のメリット・デメリットで挙げたことのほとんど逆ですが、
メリット
密度が高い譜面の練習に向く
特徴的な配置を練習できる
スコアを伸ばす、BAD数を減らす(銅★埋め、フルコン埋め)方向でのモチベーションを得やすい
デメリット
理不尽な左右振りの練習には向かない
癖がついて押せなくなると終わる
譜面の絶対数が足りなくなる
乱について
正規の弱点である「癖がつく」心配がなく、Lv50クラスの密度に対抗するのにも有効です(トイコン乱、ムラクモ乱)。
ただ、外れ譜面が無理押しばっかで本当にどうしようもなくなるのと、S乱難易度表のようなサイトが存在しないことから、プレイし続けるモチベーションを私は保てませんでした。
それはそれとして
Lv50全埋めを目指す人はChaos:Q EX、Popperz Chronicle UPPER EXのソフランをどうするのか考えましょう。
低速力を伸ばす方法は過去記事で少し触れています。
低速を練習する上では、「リズムを覚えてその通りに押す」ことが重要になるので、そういう意味では正規をおすすめします。乱・S乱だと左右にばらけすぎてリズムどころではなくなることが多いです。
まとめ
一つのオプションにこだわるよりも、広く浅くいろいろな譜面に触れた方が最終的には伸びます。
S乱も正規も乱も、全部使って新たな収穫を目指していきましょう。