着信が怖い有給休暇。連休1日目。

そこそこのブラック企業勤めの私が3日も連続でイラスト投稿しているのは残暑厳しすぎる夏のせでもあったりする。季節が夏の間人間は操展する。(大嘘)。躁状態のおかげで多少なりとも制作できたのだからこの点は自分の得な性質だと思いたい。(常日頃の頭おかしいモードと、後の鬱期は無視する。)

精神疾患は持っていないが以前、体が夕方まで動かず出社ができないまま務めていた会社をフェードアウトした経験がある。(その手のクリニックにも通ったので疾患持ちと言ってもいいのかもしれないが、"重いうつ状態"と言われただけでうつ病の診断は下されなかった。)


話が逸れたが私がイラストを3日頑張れたのはnoteのおかげである。自分以外の社畜系イラスト副業系記事がそこかしこに溢れており、自分も彼らのように日々精進して在宅でどこででも仕事を取れる働き方を実現させるんだというモチベーションを維持している。また彼らの中には社会に適応が難しかったとカミングアウトする者も居て、自分よりしんどい状況で背水の陣で挑んでいるイラストレータの卵さんも多い。一番良いのは何を書いてもほかのブロガーさんたちとフォーマットが変わらない点である。背景を変えるとかフォントを変えるとかレイアウトを変えるとかで人と差がつくと大量にあるチラ裏みたいなところに埋まりにくい。私は誰かの日記と変わらないような何の特徴もない淡々としたこのnoteの仕様が非常にありがたい。



今日の絵を描き上げるのに90分要した。早いのか遅いのか分からないが、時計を見ないでできるだけ早く絵を仕上げようとするのは仕事の癖から来ている。学生の頃の自分に働くことのメリットを伝えるとしたら「どんなブラックでも務めさえすればスピード感は増す。」ということ。一筆乗っけて思い通りにいかなくて泣いていたあの遅筆で有名な女子大生だった繊細な私が客を待たせているからと飯も食わずに納期に追いかけられ続けて10年。部署の中でも1番くらいに手が早くなれた。というかガチで1番だと思う。(そもそも人が少ないし嫌いな仕事は人に投げて爆発させてるのでドヤれる感じでもないのだが。)

とにかく自分自身身を飽きさせないよう、絵を描く際はヘアカタログなどから参考の写真をトレースするところから始まる。習作を作ろうと0のキャンバスから絵を描きはじめられないほどには社畜化は進んでおり、"描きたいもの"という感覚はもう思い出せない状況まで自分は落ちたのだという現実に今更ぶち当たっている。クリエイティブな仕事は一生できないだろうなと薄々気が付きながらも虚無な感情を押し殺して絵UPに酔っている。


レイヤーの使い方が全然分からないので、今度はレイヤーイラストにも挑戦してみたい。




いいなと思ったら応援しよう!