必要なのは、安心して働ける環境
私たちがこのプロジェクトを立ち上げる原動力には「自分たちが環境を変えることで価値を発揮できるようになった」という原体験にさかのぼります。
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安心して働ける環境
私は以前、外資系の生命保険会社に所属していました。
外資系ではあるものの、古き日本企業的な価値観も多く残っており、何度も自分のアイデアや発信を潰されてきました。
お客様からSNSで褒められた記事も消すようを命じられたこともありました。後日本社に確認したらコンプラ的には問題なかったようですが、現場判断だったようです。
またミスによる叱責が続き、発達障害のことを知っている同僚に「あいつは頭がおかしいからあいつから保険に入らない方がいい」とお客様に吹聴されたこともありました。未だに会社からも本人からも正式な謝罪はもらっていません。
診断が出る前、ミスが多かったので、なぜミスが多いか反省文を出すように言われたことがありました。
「自分でも分からなくて困っている」と書いたら突き返され、結果的に反省文を通すために「ミスをすることで小さい時から、人の気をひいてました」と書いて、反省文をクリアしたこともありました。
とてもつらかった記憶があります。
当時は、自分自身も職場も発達障害への理解がないことで辛い思いをしました。
自分の力を十分に発揮できているとは言い難い環境だったと振り返って思います。
しかし、3年前に保険代理店に転職をしてからは、景色が変わりました。アイデアが頭ごなしに潰されることはなくなり、アイデアや特性の活かし方のアドバイスをもらえました。
発達障害の発信においても差別的な発言をされることはなく、応援してもらえました。
また、ミスや漏れなどの苦手についても、合理的配慮をしてもらいながら働くことができています。
生産性は1.5倍になり、それまで一度も経験したことのなかったMDRT(保険業界内の資格)は3年連続で基準を達成し、国家資格のファイナンシャルプランニング技能士1級とCFP®という資格も取得できました。
環境が変わるだけでこんなにも働きやすくなり、成果をあげることができるのかと、自分でも驚きました。
もちろんミスが多いのは褒められたことではありません。
しかし働く環境が整っていて、合理的配慮があれば、ミスは減らすことができます。
自分自身の力を社会のために使うことができます。
自分自身の力を活かせて、お客様にも貢献できる環境を作ってくれている小坂社長始め経営陣の方々、特に長岡支社の大川支社長には大変お世話になっています。
直属のマネージャーが特性への理解があることの大きさを毎日感じています。
大切なのは、安心して働ける環境だと思います。
差別発言については言語道断だと思いますが、前職が良い悪いではなく、理解がなかったことが大きかったと思っています。
この理解を進めていくことがmojoの使命だと思います。
クラウドファンディングを通して、多くの当事者が環境の改善を求めていることを実績として出すことで、発達障害の理解を進めていきたいと思っています。
よろしくお願いします!
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