憲法遵守と世界平和
自称戦争反対派の著名人が、紛争地の被害者の目を多いたくなる画像や動画、アフリカの貧困で痩せさらばえた子供達の画像等を繰り返しSNSで流すのを見かけます。
世界平和の為に1人でも多くの日本人に世界の紛争地の現状を知って欲しい、日本が世界平和に貢献出来る国になって欲しい、そんな思いでやっていると言う大義名分があるのかも知れませんが…
それらの画像や動画を見る度に、感受性の強い人は、自分はこんな平和な国でのんびり生きていて良いのか?自分の無力感と日本人の平和ボケに虚しさと怒りが湧くかも知れません。
日本は恵まれている、日本の貧困なんて怠けてるだけ、経済が低迷したのも日本国民の自業自得…世界を観れば救わなければいけない人間が大勢いる、
世界を救う為に紛争地を駆け回る、そんな人間こそ素晴らしい尊敬するべき人間、恵まれている日本国民はもっと必死に働いて、せめて金で世界平和に貢献しろ!
経済が低迷して金で貢献も出来ない日本人、貢献もしないし戦いもしない、改憲反対、戦争放棄、そんな甘えた事言ってる場合じゃない!
そんな風に国民を追い詰め、平和な国に生きる事に対する罪悪感を国民に植え付けて行く…
国民が罪悪感に悩み迷っている内に改憲発議が進み、万一国民投票にまで進んでしまった時、どれだけの国民が反対出来るのか、心から恐怖で不安に思います。
例えばその著名人は過去に以下の様な発言をしています。
日本は世界平和に貢献する為に、非武装と言う条件付きで紛争地に自衛隊を派遣するべきと、
紛争地に行くなら辞めると言う自衛官はきっと増えるでしょう…
地震自然災害大国の日本、今でさえ復興が遅れている地域があるのに、自衛隊が紛争地に派遣されたら国内はどうなるのでしょう?
その為に自衛官を増やさなければならなくなり、徴兵制に近い自衛官募集開始が始まるかも知れません。
そうやって平和憲法の硬い殻を少しずつ割って行く方法、手段を、世界平和への貢献と言う似非大義の下、密かに進めようとしている、とても優秀な反戦平和活動家の著名人
これが正しい日本のあり方と錯覚させ、取り返しの付かない方向に向かわせる。
とても最もらしく聞こえるけど、武装しようがしまいが自衛隊を海外の紛争地に送るのは、危険で違憲です。
非武装だから相手が攻撃して来ない保証なんてありません。
この著名人の華々しい経歴も疑いたくなる様な危機意識の低さ…
紛争地を渡り歩いたとしても、いつも安全地帯に身を置ける立場、飾られたプロフィールかも知れません。
世界平和に貢献するなら日本は、憲法遵守、戦争放棄、非核三原則、一切の紛争に関わらない姿勢を示し、日本国内の安定を図る事が何より重要で、戦地に出向く必要は全くありません。
憲法改正して、再び日本が戦争参加出来る国になる事は、世界平和貢献と真逆で、全世界に恐怖と警戒心を与える許せない行為である事を、国民全てに理解して欲しい、長きに渡る腐敗し切った自民党政権を引き摺り下ろし憲法改正を止めるチャンスを無にしないで欲しい、と切に願います。