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自分らしく生きる=幸せだらけ?!

私も配信しているstandfmでZ世代と呼ばれる年代の方がLIVE配信をしていたので参加してみました。



Z世代とは?
Z世代(ゼットせだい)とは、アメリカ合衆国などにおいて概ね1990年代中盤(または2000年代序盤)以降に生まれた世代のことである。カナダ統計局の場合には1993年生まれ以降を[1]、アメリカ心理学会の場合には1997年生まれ以降を指すなど[2]、定義は厳密に決められているわけではない(何年生まれまでを指すかについても、2010年頃とされる場合や2010年代序盤から中盤とされる場合もあり流動的である)[3]。主に2010年代から2020年代に掛けて社会に進出する世代となる。(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)


つまり、2021年でいうと新卒1~2年目世代という感じの世代の人たちを指す言葉ですが、私は普段生活していてフリーランスってのもあるので、なかなかこの世代の方と接したり話すことはなく、
普段どんなことを考えているのかな~と興味津々で色々と質問をしてみました。
今日は、そのLIVE配信でちょろっと感じた違和感をもとに

「世界を自分事として捉える」
「自分らしく生きる」

あたりについて書きます。


Z世代、頑張り屋さん&日々のアップデートが常態化?

LIVE配信されていたAさん(仮称)。
大変しっかりした落ち着いている声で、話し方も
なんとしっかりした口調。
現在会社員1年目とのことでした。
リスナーさんの質問に回答していくという形式のようだったので、
私からは
「日頃はどんなことを考えて過ごしているんですか?」と漠然とした質問を投げてみました。

それに対して答えてくださったのですが

「このまま会社勤めして、自分らしさを発揮できずに社畜になるのは違うと思うので、もっと世界で起こっていることに対して自分事で捉えて、自分で世界を創っていくようになりたいと思っています。」

とお話しされていました。

将来へのモチベーションも高く、
自分にない知見を広げようと
日々色々なことに挑戦し、吸収していこうという意気込みが凄くて、

…私の20代とはえらい違いだ…あはは…とほほ 汗

と思いながら配信を聞いていました。

が、一方でこれって最近よく聞くフレーズ…というか会話の流れだな…とも感じました。
そしてほんの少し感じる違和感。

もっと世界で起こっていることに対して自分事で捉えて…

☝ここに関しては、本当に共感。
私も常にそうありたいと思っていますし、若くしてそう感じながら日々実際に吸収&アウトプットに挑戦していることって素晴らしいなと思いました。

ただ、

会社員=無駄が多くて自分らしくいられない

う、うん…そうかな?

自分で世界を創っていくようになりたい

ちょっとした創造主感www

という私も自分の音声配信の冒頭で
「文字のチカラで自分らしい暮らしを創造するMOJIKARA研究所」といって
いるので…創造主感出てますが…


ところで…
「自分らしく生きる人」ってどんなイメージ?

私が違和感を感じているポイントの根源には
「あれ?私が思っている自分らしさと、世間で最近よく言われている自分らしさってなんかイメージ像が違う?」という点があるんじゃないか…と思ったところがある。

LIVE配信の時のAさんも、
そして最近世間一般でよく耳にする「自分らしさで輝く」的なことを発信されている方もですが、

自分らしい生き方 = キラキラ輝く & 幸せな状態が継続している

という捉え方な気がするのですが、
私が思う「自分らしく生きる」って、ちょっと違うのです。

本当の意味で「自分らしく生きている人」は、
自分の意のままに暮らせて、楽しくてキラキラしていることが多いかもしれない。

だけど、時には辛くて、もう、どうしようもなくどんよりした空気感纏って、全然幸せオーラ出てない…
そんな瞬間であっても
その人は「自分らしく在る」「自分らしい生き方」日々を暮らしているかもしれないのです。

自分らしいかどうか。
それを決めるのは、誰でもなく その人自身。

なので、大変な状況であっても、その状況に対して
今の自分はどう感じていて、どんな対処方法を考えて
実際に動いているのか。

そこが自分自身で確認しながら、
納得感をもって暮らしていけているのであれば、
それは「自分らしく」居られているということなんじゃないかと思います。

あなたのことを誰よりも大切に、そして真摯に向き合っていけるのは
他の誰でもない、あなた自身です。

自分自身が納得感をもって、日々を過ごすことができていたら、
正直他人がどうあれ、さほど関係なくなる。

世界で起こっていることを自分事として捉える

ここに関しても、世界を自分事として捉えなきゃ!なんて肩ひじ入れる必要はない。

自分の外側で起こっていることに対して、
むやみにかき乱されそうだなって思ったら、
まずは自分自身にフォーカスを絞って
今起こっていることに対して、
自分は何を感じて、どう動こうか…だけを選択すればいい。
気持ちも身体も随分と楽になります。

ちょっと外側に意識多めに向けても大丈夫だなって思う時だけ
のぞき込む範囲を広げてみればいいんです。
それも自分自身の感覚とタイミングを大切にして。

あと一つ…。
これは40歳を手前にした私が今感じていることなのですが…

自分自身の20代(Z世代)のことを考えると、
理不尽なこと、自分が望んでないことをやらされる時間も
やっぱり少しは経験してもいいんじゃないかと思っています。

理不尽に感じることの中にも、自分が楽しめるポイントを見つけられたり
自分が望んでないことを、どう周りを巻き込んで自分の望みの方へもっていくことができるか試行錯誤したり…

そんなことの全てが10年経った頃には

「自分にしか見つけられないこと」として蓄積されていってて、
それが「自分らしさ」の種をしっかり根付かせて育てる土壌になってたりもすると思うから。

人生何が起こっても
これはきっと次に進む栄養剤になると思えば、
いつかきっと芽吹きと成長の栄養にできるんですよね。

私の大好きなことば

弘法大師空海さんの残した言葉です。

心暗ければ即ち遇う処悉く禍いなり。
眼明らかなれば即ち途に触れて皆宝なり。

自分の暮らしをどうしていきたいかは、
自分の気持ちの在り方次第ですね。


#自分らしさ
#自分らしく生きる
#Z世代






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