音楽との正しい関係
私の大好きな PELICAN FANCLUBが『 Whitenoise e.p』を6月13日にリリースを発表しました。
26日発売なので、わくわくしてます。こんなにも、わくわくという表現が合う感情があるなんてびっくりです。
それがなんの関係があるのかという話になりますが、Gt.Voのエンドウアンリさんがセルフライナーノーツを発表しました。そこに書かれていたのは、
人間であることを感じて生きていますか?という問いと、人間とうまくいかないとき逃げる先は音楽であった。しかし、それを作ったのも人間であった。という思いでした。
まあ…ほんとうにこの人の脳内を見てみたいものです。素敵な世界がありそう。
さて、これを読んでくれている人は音楽とどんな関係を築いている人なのでしょうか。聞き手か、はたまた作り手なのでしょうか。もっと複雑な関係だったりするかもしれませんね。
とある音楽雑誌で私はこんな記事を読みました。現在、音楽は体験を求める場に変化している、と。
たしかにそうですね。最近はフェスやライブハウスが一般的になってきているように感じます。
実際に2018年の(一般に開催情報の告知を行い一般にチケット販売を行ったアーティスト対象)日本のライブ市場における総売上高は5151億円と前年より2.7パーセント上回りました。(1)
体験を求める人が増えているからこそ、いわゆるライブ映えするバンドが人気になるのかもしれませんね。
日常にはない高揚感、日常で口にできない言葉を晴らすライブ。
しかし、私が言いたいのはそれが音楽とのすべての関係性ではないということ。
某バンドがあるバンドの音楽性を批判したように。音楽は人によって求めている形が違うのでは?なんて思います。
綺麗な詞で日常を歌う美しい音楽を好む人たち、日常に隠れている見えない泥臭い気持ちや性的な詞を綴る音楽を好む人たち。
それと同時に、エンドウアンリさんのように音楽を逃げ場と捉える作り手たち。音楽を人を励ますツールにしたいというアーティスト。
向き合い方も違いますね。スマホを通して、日常に音楽を取り入れたい人や体験を通して音楽を感じる人。
あなたにとってどんな音楽を好もうが表現しようがそれはきっと正しいと私は思います。
他の捉え方に発言する権利は持っていても、それを間違い、正しいと決める権利はないんじゃないですかね。
もしもそうであるなら、どうか好まれないかもしれないと怖気づかないで欲しいんです。
何事もなにかとの関係性は全てが正しい、と私は最近を生きていて感じたので久々に綴ってみました。
あなたの音楽との関係性は?
なんてインタビューをしたフリーペーパーもいつか作ってみたいな。
おわり
(1)ライブ エンタテイメント白書2018版引用
http://live-entertainment-whitepaper.jp/intro.php 閲覧日 2019−6−18
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