私のストレスの元がわかった気がする
実は、今いる事務所をやめようか…
などと昨年11月くらいから
思い立ったり思い直したりを繰り返し、
かれこれ半年近くになります。
その時その時で、
やめようと決意する事象は異なるのですが、
しっくりこない大元の原因に
ようやく思い至りました。
要は、
弁護士として同じ感覚で話ができる人が
事務所内にいない
ということが一番の原因なのだと思うのです。
弁護士に必要な心構えとして
いわゆるリーガルマインド
というものがありますが、
以前いた事務所では、
私が思うリーガルマインドと
同じ感覚を持つ弁護士ばかりがいたので、
何か話をしてもツーカーになり、
全然ストレスがたまりませんでした。
(その代わりやってくる事件が
重たーいものばかりで、
そちらのストレスは結構ありましたが。)
今の事務所では、
札幌には弁護士は私ひとり。
周りにいるのは、弁護士資格がない方ばかり。
法務事務という役割がありますし、
関連企業にも同じ役職の方がいるのですが、
法律がわかることと
リーガルマインドがあることは
ノットイコールで、
だからこそ、そういう人と話す時に
法律がわかるのに
なんでこの感覚がわからんねん!!
(なぜか関西弁)
とイライラすることがまあまああるのです。
その上、東京にいる代表の弁護士も、
弁護士生活のほとんどを
ウチの事務所で過ごしているせいか、
市井の人の事件を受けてこそ身につく
リーガルマインドにかなり欠けているように
私には思われてならないのです。
なので、この人と話していても
日本語が日本語として通じていない感覚を
おぼえることも少なくありません。
ここ半年ばかり
度々体調を崩している私ですが、
その根本には
「まったくどいつもこいつも
リーガルマインドのかけらもないじゃん」
というストレスマックスな状態が
続いているからであろうと
気が付いたのであります。
今も事務所を出るかどうか悩んでいるワタシ。
しかし、
今後の食い扶持(ちこちゃん含む)を思うと、
おいそれと簡単に決めることはできないのでした。