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気になっている猫さんがいます

私には今とても気になっている猫さんがいます。

その子の名前はたにゃ。
新宿歌舞伎町で長いこと野良生活をしたのち、
昨年の9月に保護されて、
今の飼主さんと一緒に暮らすようになった猫さんです。

たにゃちゃんは、歌舞伎町という
人間ですら生存競争が激しい街で
暮らしていたせいか、
保護される前は眼光鋭く、
保護されても
人間との暮らしには
慣れないのではないかと
思っていました。

しかし、保護されて少し経つと
目つきが柔らかくなり、
家の中に自分が快適な場所を見つけて
それなりに心地よく
過ごすようになったようでした。

とはいえ、
保護された当時すでに高齢だった
たにゃちゃん。

数か月前から
腎臓の調子が悪くなり、療法食生活へ。

体調はどんどん悪くなり、
ついに2か月ほど前には
いつ亡くなってもおかしくないと
お医者さんに宣告されてしまいます。

しかし、飼主さんはあきらめませんでした。
3日に一度、やがて毎日病院に通い続け、
ついには薬が効かなくなって
大きな病院でおそらく特別な治療を
するようになりました。

昨夜、X(Twitter)では
最後かもしれないとの投稿があり、
私は気をもんで、
夜中や早朝に飼主さんの投稿を
何度も確認しました。

そうしたら、今朝、
まだしっかり生きている
たにゃちゃんの写真が載っていました。

さすが歌舞伎町を
生き抜いてきただけあります。

彼はしぶとく生きています。

とはいえ、
残酷な話ではありますが、
その時は今そこに迫っているのかもしれません。

もし亡くなってしまったとしても、
たにゃちゃんが飼主さんの人生や
Xでたにゃちゃんを見守ってきた人たちに
大きな影響を与えた功績?は
消えることはありません。

もしその時が来たら、
私は心からお疲れさまでしたと
伝えたいと思います。

どんな猫の命も平等で
敬うべきであることを
これからも訴えていきたいと思います。

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