YouTubeさえあれば
この春1年生になった娘は、
やたらとYouTubeを観たがる。
現代の小学生は、皆そんなものだろうか?
わかる。その気持ちは私も、十分理解できる。
私だって、夜な夜なYouTubeを開き、
次から次へと流れる動画を観あさって時間を費やすことが日常茶飯事である。
YouTubeが悪と思う訳ではない。
あんなにあらゆるコンテンツを無料で視聴できるなんて、むしろ素晴らしいと思っている。
けれど、意のままに観せていると弊害があると考え、わが家では制限している。
ただ、わが家のTVはネット対応のため、
リモコンに「YouTube」ボタンがあるのである。
あのお馴染みのアイコンと共にとってもわかりやすく。
しまった
落し穴だった。
自分がサブスクを観たい一心で購入したが、
リモコンにボタン付いてるなんて便利だねーと、
購入当初は感嘆と喜びに沸いていたこのボタンに対する私の気持ちは、数ヶ月後、疎ましさへと姿を変えた。
以前のnoteにも書いているが、私は朝が弱い。
平日こそ、小学生の娘の登校時間に合わせるため以前より1時間近く早く起きるようになったが、
休日は思う存分寝ていたい。
そんな私をよそに、
娘はほぼ平日と変わらない時間に目を覚まし、
私が起きるまで1人、存分にYouTubeを堪能するようになってしまったのだ。
なんてこったい
わが家ではNetflixとAmazonprimeも契約中で、YouTube同様、Netflixもリモコンにボタンが付いている。けれど、娘の名前でキッズコンテンツでの登録をしているため、おかしな動画をみることはない。
YouTubeだけでなく、Netflixでアニメを観ていることもある。
YouTubeでなくNetflixならいい、ということではなく、TVを何時間も観る、ということが問題なのだが。
そこで考えた対策がこちら↓↓
リモコンを隠す(夜寝る前に)
「あんたが一緒に起きて止めたらいいんじゃ?」
そのご指摘は、ごもっともです。
ただ、私は私の睡眠を諦めたくない。
結局は親の都合。
ごめん、と思いながら、こちらの都合で子どもにとっては理不尽なことってけっこうありますよね。
そう制限しておきながら、
こちらがゆっくりしたい時、
YouTube観ていいよ、とか言ったりもする。
時間制限を設けてはいるけれど、
終了を知らせるアラームが鳴ってもやめられない時が多々ある。
怒る、私。
私は、自制が効かない人間だ。
頭ではこうすべき、こうしたい、と思っても、
いざその時の気分でいくらでもその"あるべき"選択肢を捨ててしまう。
子どもを育てること、
時々すごく向いてないなぁと感じる。
子どもを生む前は、
親になれば自然と色んなことをしっかりできるようになるんだと思っていた。
子どもの為なら、何でもできる。
母親になれば、そうなるんだと。
いけない、いけない!
無限ネガティブループに陥るところだった。
そうは言っても、私は娘が可愛いし、
愛している。
生意気ばっかりで反抗される時はほんとに腹が立ってどっかいってしまえ、とか思うことも正直あるけれど。(幼稚)
本当にどっか行ってしまったら、
自分が自分でいられなくなることはわかっている。彼女が生まれる前の私には、戻れるはずがないのだ。
母としての自分を考えた時、
理想とかけ離れ過ぎて自己否定に襲われることが度々あるけれど。
仕方ない。
これが自分だと、開き直るしかない。
自己否定に襲われてる暇があるなら、
1つでもよろしくないと思うところを直して、
今日は些細なことで怒らない、を実践する方が現実的だろう。
子育てに悩む私のような皆さんに、
すがるような思いで開くその先に、
YouTubeはいろんなことを教えてくれる。
そのたった数分の動画に、癒やされる人達がいる。
その動画の積み重ねで、生計を立てる人達がいる。
上手に賢く、YouTubeを楽しめるようになって欲しいと願わずにはいられない。
そんな金曜日の朝、
私はせっせとサブスクを鑑賞する。