「ゲンコツらじお」#141 ルッキズムとハラスメント
女性との世間話、どうしてますか?
気づかないうちにハラスメントになってしまうことも!
営業にはマクラが必要!どうやって話を切り出すべきか?
どうやって話題を広げればいいか?
傷つけることを恐れていたら何もできない?
気遣いで守られてる世代って耐性があるのか?
でもSNSの誹謗中傷など、今の若者のほうが深刻?
いつもどおりにゆる~くおしゃべりします!
このお話は前回の続きです
※2022年10月9日の録音
(フクダクニヒロ、イイジマミツオ、カツワタマサユキ)
フクダ「爆笑問題の漫才で、ルッキズムが問題になると。今は、チビとかデブとかブスとかだけじゃなくて、褒めることもダメだっていう」
イイジマ「なんで?」
フクダ「「あの人は美人なのに仕事ができます」という言い方はよくないとか」
イイジマ「それはだって、グルっとけなしてる話だもんね。「美人だし、仕事ができます」だったらいいわけ?」
フクダ「どうなんやろね」
カツワタ「でもさ、それ「美人だから仕事がもらえてるんだ」とか言っちゃうとダメなんでしょ」
イイジマ「わけわかんないね」
カツワタ「容姿をいじるなってことだね」
イイジマ「じゃぁ「美人だね」って褒めちゃいけないの?」
フクダ「基本的にはそういうのもよくないんじゃないの」
イイジマ「「アタマいいねぇ」って言うのってさ、ふたつあるじゃん。ホントに感心してるのと、遠回しに嫌味を言ってるのと」
フクダ「職場とかで「カワイイよね」とかって言うのもダメなんだよね」
イイジマ「タモさんみたいに「髪切った?」もダメっていうことに近いよね。どうコミュニケーション取ればいいの?「いい天気ですね」くらいから始めるしかないの?」
カツワタ「天気をディスっちゃダメだとか」
イイジマ「「雨は嫌いなんだよね」とか言っちゃダメなんだ」
カツワタ「雨が好きな人もいるかもしれない」
フクダ「美人とか美人じゃないは人の感性の問題で変わるけど、髪切ったかどうかは事実じゃん」
イイジマ「事実だったらいいわけ?「シワ増えた?」」
フクダ「髪切ったのは明らかに昨日より短くなってるから、切ったってわかるじゃない。シワ増えたは昨日から見てわかるものじゃない」
イイジマ「「シャンプー変えた?」…ヤラシイねぇ。「観察されてんの私」みたいになっちゃう」
カツワタ「どう褒めればいいんでしょうね」
フクダ「でも、要は今の話は普通に20年前だったらあったっていう」
イイジマ「あったよ。どうすりゃいいんだよ。生きていけなくなっちゃう」
カツワタ「だから、容姿を言わなきゃいいんでしょ」
イイジマ「女性ですか?」
カツワタ「ダメだ。女性ですかって聞くな!」
イイジマ「ちょっと世間話ってするじゃん、会社で「今日は暑いねぇ」とかさ。そんなもんだよね」
フクダ「自分のことならいいんじゃん? 例えば」
イイジマ「「オレ髪切ったんだわぁ」「シャンプー変えてみたんだけど」」
フクダ「そうそう」
カツワタ「自分で「髪切ったんだぁ」って言わないよね」
フクダ「でも、それくらいしか言いようがなくないですか?「今日こんなことありましたわぁ」くらいの話ちゃう?」
イイジマ「オレなんか営業行くじゃん? マクラを何にしようって考えんの」
フクダ「枕営業ね。営業でマクラと言えば」
イイジマ「そのマクラじゃないよ。取っ掛かりですよ。「共通の話題、何だっけなぁ」とかさ。たまに女の人が担当の方とかって。もうね、何から話したらいいってなるけど、やっぱりやっててよかった。PTAですよ。PTAあるあるですっごい盛り上がって「イイジマさん、大変ですね!」とか」
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