もじゃもじゃ活動報告〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭にて〜
もじゃもじゃの安藤です!
あのギンガクノフユから早1ヶ月余り…
大変遅くなってしまいましたが、振り返り雑談最終編です!
2019/3/4 pm20:00
▲盛岡駅前での振り返り雑談【後編】▼
ギンガクノフユ 雪の演劇祭で取り組んだ
『人魚の肉をこねる』について話す三人。
三人だけで取り組んだ今回の作品
中 役者は難しい 演出卓から今回の芝居見たら治したいとこいっぱいあったね
泉 そりゃそうだよね
中 無茶苦茶だもんねw 『やりとり』できてない
安 「ここはこれでいいのか・・・?」と思いながらやってた
中 結構戦いだよね
安 今回は、私と中山と泉川がそれぞれ二人ずついたらよかったよね
泉 そうね
…今回、舞台装置や衣装小道具、音響照明などすべて三人で考案した。これは団体としては初の挑戦。
分からないことや最後まで決まらないことも多かった…。
泉 でも今回そういう(三人だけの)作り方だったから、その分色々言えたなって
作品に介入できたなって気はしてるんだよね 今までよりかは
中 結構泉川の演出ぽい感じもあったよね
作品終盤が中山と安藤のメインシーンだったため、外から見てることも多かった泉川。
安 最後のシーンとか見ててくれて結構ありがたかった
中 うんうん
安 泉川はすごく中山の欲しい感覚が分かってるんだなっていうのがあって
中 それってありがたいよね
安 それに、新しい何かを引き出してきてそれがマッチングする・・・そういうものを選んでこれる っていうのがあったから頼もしかった
泉 最初の本公演の時は「自分が言ってることは的を得てるのか?」っていうのがあったから 言ってて途中で恥ずかしくなるみたいな、自信をなくすみたいなこともあって
他の人はバンバン言えるタイプだったし 自分はその時あんまり演劇知らなかったから・・・
卒業してから演劇を好きになったっていうのがでかかった
・・・あと言い合える関係になったよね
中 そうだね
安 でも確かに ギンガクの合宿始めた時より2週間過ごした後の方が全然言えるかもw
泉 てか前は自分の意見が否定されるのが怖かったんだけど 今は否定されても「あぁ」みたいな「じゃあ、それで」っていうのができるようになったって思った
中 でかいよね なんか思考回路がちょっとずれるだけで、受け入れられなかったりとか違う方にストレスになっちゃったりとかするのが・・・それが最近の課題
調子いい時はちゃんと作品のこととして受け止められるから大丈夫なんだけど
泉 でもあるよね 考えをちゃんと持ってる人ほどそれは
中 そう最近、主体性を無くしていっている気がする!w
大きすぎる力に・・・こう、やられてw
泉 意見もらえんのはありがたいんだけどね それに対して自分たちもちゃんと言えるようになりたいっていうか
でも今回、合宿後半は割と言えていたんじゃないかなって
安 そこがはっきりしたよね 外からの意見に「それは(私たちの作品に対しては)的外れだ」って 思えるようになった
中 だから特に面白かったのは 男にはわかんないことがやっぱりあるんだってこと 女のお客さんの感想聞きたかったな
安 そうだね
卒業後、劇団の強みややりたい方向性を探るという目的の元、一年を過ごしてきたもじゃもじゃ。ギンガクはそれを測る指針のようなとこもありました。
周りの大人のことをある程度「うるせえ」って思えるようになったのも成長のひとつなんじゃないだろうか…。
もじゃもじゃが得たものとは
泉 じゃ、まとめ ギンガクのまとめ!
中 えー・・・とても実りの多い・・・
安 w
泉 2週間ずっとやってたから やっぱ何かしらあったんでしょう!経験値は積めた!
中 積めたはず、この体が証明
安 個人個人で得たものあったしね
中 あったあった
安 あと 違う世界・・・ 演劇の中ではあるけど 今までは周りにいた人とは違う人とたちと話せたのがすごいでかい
中 ね てか衝撃だったのが 「電動バトン」を 「サス」って言ってるのがめっちゃ驚いた
泉 あー言ってたね!
安 桜美林のルールは桜美林のルールだな
・・・今回 屋根裏ハイツさんや短距離男道ミサイルさん、日芸の人たちと絡んで、今まで桜美林の先輩後輩の絡みはあったけど 団体としてその他に絡むことはあんまりなかったから しかも生きてきた土地も違うし すごい刺激になった
どんどんそういう機会増えればいいね
泉 だね
中 バス何時に東京着くんだっけ?
安 5時55分
中 長いな〜
泉 ・・・ということで 終わりますか
中 ですね
【振り返り雑談終了】
編集後記:安藤歩
お付き合いいただきありがとうございました。
私たちがやってきた演劇はまだまだ小さな世界だということを改めて知れた合宿だったなって思います。世界は広い!
もじゃもじゃという団体が今後何を武器にして何と戦っていくのか、出会っていくのか、それの第一歩だったのかなと。
一つの取り組みに対して後からこんなに考えてみたのもこのギンガクが初めてで、
今までの公演や企画はただ過ぎて行っていくものとしか考えていなかった。けど経験は積んだことをちゃんと自覚したほうが、今後に生かしていけるのかなと考えた雑談でした。
今後、もじゃもじゃと関わってみたいという個人様でも団体様でも大歓迎いたします。
別に仲良くしましょうとかそういうんじゃなくて。そうやって広がってこその芸術だよなって思ったので。
ありがとうございました。
安藤歩
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?