『あおかな』鳶沢 みさき√感想
はじめに「みさき」ってどんなヒロインって言われたら
一言で表すと"面倒くさい"キャラです!(笑)
真藤さんにも言わせるほどに…(FCに対して)
決して悪い意味ではなく、"人間臭さ"がある
素敵なヒロインなんです!!
生まれ持った天才で、運動、勉強、FC、
なんでもそつなくこなせる才能と、その反面、
常に気分任せで行動する、マイペースな女の子なんですよね。
みさきの性格上、
何事にも"本気"になれなかったみさきでしたが
晶也との約束を果たすため、覚悟を決め、晶也のために
全力に真っ直ぐFCに対して向き合い"負けたくない"って
思う気持ちがあって、不安、悔しさ、恐さ、嫉妬、などなど
色んな、グチャグチャした感情が混ざり合いながらも
全部、ひっくるめてみさきの諦めきれない人間らしい
"泥臭さ"がめちゃくちゃ、良いんですよね。
『佐藤院先輩との決闘』
夏の大会の1件で、乾VS真藤の試合を観てから明日香が
みるみる成長し、明日香1人見ている世界が周りと違って
佐藤院先輩との決闘を終えた後、改めて明日香の一段上の凄さ?
強さを感じました。やっぱ、明日香も天才だわ~
みさきが明日香に対して、ちょっと苦手なのも分かるなぁ。
きらきらして、眩しすぎるもん。
ここから徐々に感情移入し始めて、沼にハマって行きましたね。
『放課後のシーン』
このセリフは衝撃的だった…
すっごく良いシーンなんだけど笑っちゃったw
晶也の中で葛藤がありながらもよく言ったと思いましたね。
その後、みさきも思っている気持ちを曝け出し、
吐露するシーンは、CG+opが流れて最高にGoodでした。
何度、思い返しても泣ける……
FCから逃げ出し、目を逸らし続けた晶也の過去と、
自ら身を引いたみさきの挫折、2人の重なる部分が
大きくどちらも"一度、逃げたもの同士"お互いに
寄り添い合いながらも、最終的に前に進めて、
ほんっっっと、良かった!
薄々、読んでいて幼い頃に挑んできた男の子?が
みさきだって途中で気づいちゃいましたねw
それでも、明日香の時はうやむやだったのが、
しっかり回収され、お互いに正体が明らかになってて
スッキリしたし、物語にさらに深みをまして良かったでした。
『明日香との最後の帰り道』
続けて先に明日香√が終わったあとで
明日香の思いを知った状態だから余計に、
このセリフがグッときて、読んでて選んであげられなかったのが
後悔しましたね。(晶也、何しての?おこw)
『秋の大会』
乾 沙希に一矢報いるために必死に練習し習得した
「背面飛行」みさきでしたが…
晶也の前でわざとらしく弱音を吐いちゃう、みさきで
まだまだ、恐さが残りつつも、その先を乗り越えた
先に待っていたものは…"楽しさ"があって、
全力に"勝ちたい"って気持ちと"負けたくない"って
気持ちがあってこそ、優勝!出来たんだと思いましたね。
熱すぎる展開でこっちも、わくわくしながら読み進めました!
『えっちシーン』
恥ずかしながらも照れつつ茶化す、
みさきがあざと可愛くてえっちでした。
最後に、シリアスになりつつも、コメディがあったり
勿論、他の√も同様、そんな感じで熱い青春ストーリーで
面白かったんだけど、やっぱり、みさき√が個人的に
一番、ずば抜けて面白かったと感じましたね。
ストーリー展開のバランスが丁度、良い。
『特にお気に入りのシーン』
みさきと覆面選手の掛け合い特に好きw めちゃくちゃ、笑った。
拙い文章でしたが、最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。ほなまた~
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