映画_『白ゆき姫殺人事件』のあらすじ
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面白さ
「イヤミスの女王」湊かなえの作品です。
イヤミスとは嫌なミステリーの略語で、
その言葉の通り、観た後は嫌な気分になるミステリーですｗ
物語の流れや最後のオチやテーマなどは非常に面白いです。
今回ではSNSやメディアの功罪が取り上げられていると思いました。
犯人や真相に核心をつくようなネタバレは含みませんが、
映画の冒頭30分程度のネタバレは含みますので、ご了承ください。
音声で聴きたい方はこちら
登場人物
主要な登場人物のみざっくりと紹介します。
三木典子（白ゆき姫）
「白ゆき」という石鹸メーカーに勤務するOL
赤星雄治
テレビ局で働く契約社員で、TwitterのようなSNSで逐一つぶやく。
城野美姫
白ゆきの石鹸メーカーで働き、三木典子（白ゆき姫）と同期
狩野里沙子
白ゆきの石鹸メーカーで働き、三木典子（白ゆき姫）の後輩
他にも篠山係長や、城野美姫の大学時代の親友など様々な人が登場します。
あらすじ
長野県の山奥でメッタ刺しされ、焦げた遺体が見つかります。
その遺体は白ゆき姫という超美人OLでした。
白ゆきという石鹸メーカーで働く超美人のため、白ゆき姫と呼ばれるようになっていました。
死亡推定時刻は金曜日の夜中…
その夜は会社の飲み会でしたが、彼女は一次会で帰宅しました。
つまり、その後に殺害されてしまいました。
テレビ局に勤務する赤星のもとに、一本の電話が鳴りました。
相手は里沙子で、私は白ゆき姫殺人事件の犯人を知っていると言います。
赤星は面白いテレビ報道ができると思い、独自で取材をはじめました。
各関係者の証言
里沙子の証言
「城野美姫さん、篠山係長と付き合ってたらしいけど、典子さんに取られちゃったみたいなの。
あの事件の夜。業者の人が、城野さんの車に乗り込む典子さんを見たらしい。その後、城野さんが駅に駆け込むところを会社の人も目撃したって。
それ以来、城野さんの行方がわからないのよ。会社もずっと休んでるし、連絡も全然取れない。」
城野美姫の後輩の証言
「城野さんって特徴がないんですよね。特徴がないのが特徴というか。犯人です、間違いありません。城野さん、壊れちゃったんです。普通、恋人を取られたくらいでめった刺しにして火をつけますか？
そういえば、事件前日に典子さんのボールペンが盗まれたことがありました。その時も城野さんはニヤリってしてました！
典子さんを車に乗せるためにボールペンを盗んだんですよ。
綿密に練られた計画殺人なんです！！」
篠山係長の証言
「城野と付き合ってねーよ。少し前、寝る間もないほど忙しくなって会社に泊まり込むこともしょっちゅうだったんだよ。
その時に、城野が『明日お弁当でも作ってきましょうか』って。
確かに弁当はもらったよ。
でも、付き合ってた覚えはないし、そんな噂はいい迷惑だ！」
城野美姫の大学時代の同級生
「大学時代、奥手だった城野さんのあだ名は天然記念物の天ちゃん。
心優しい天ちゃんが事件を起こすなんて考えられない。
ニュースは間違いだらけです。特に大ウソをついているのは篠山さん。
私、彼に好意を抱いていた天ちゃんに『胃袋をつかんでみたら？ まずは3日間』ってアドバイスした後、付き合っていると報告がありました。」
他にも証言者が出てきますが、みんな少しずつ内容があっていません。
誰かが嘘をついています。
しかし、テレビマンの赤星は、テレビのウケが良さそうなところだけを切り取って報道します。
…と、物語は続いていきます。
白ゆき姫殺人事件の真相とは、一体なんでしょう？
城野美姫が本当に殺害したのでしょうか？
白ゆき姫殺人事件を観るなら…
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