誰かの居場所を作る。私はネギ農家になる。

定年まで8859日。
ぅ~長い。

この忌々しい8859日を、
努力して減らす活動をしている。

◎2024年目標
ネギ販売で売上実績を作る

◎活動成果
2023年計98万円 -120日分ゲット。


私は、
サラリーマン13年目。
そろそろサラリーマンであること
に飽きてきた。

サラリーマンを
13年もやってくると、
自分の頑張れること、
頑張れないことが、
分かってくる。

それは、
仕事だけじゃない。
趣味もそうだ。
どんなに疲れていても、
活動できることは、
自分の力を出せる
趣味と言えよう。

私の中で、
頑張れること、
それは畑を観察すること。

畑仕事そのものも
嫌いな訳では無いが、
面倒と思うことはある。

ただ、観察することは好きだ。
作物が成長する過程は楽しい。
それを収穫して食べると、
嬉しい。

そんな庭先家庭菜園を
続けてたら、
野菜を作ることが、
好きになっていた。

それがきっかけで、
何かもう少し規模の大きい、
畑で活動したいと思い始めた。
そして、
現在、サラリーマンの傍ら、
とある農業団体に所属している。

その団体で
耕作放棄地を活用して、
野菜を収穫し、
その収益で活動費を補っている。

非営利団体だが、
補助金は受けずに、
自分達だけで活動できている。

平均年齢は70歳ぐらいで、
なかなか高齢だけど、
皆活き活きと活動されている。

各人得意な野菜があり、
担当野菜があり、

生産担当、
出荷担当、
経理担当、
人事窓口

と運営が
しっかりされているだけあって、
長い間団体が存続されている。

現在私が最年少であるが、
入ってくる方々は、
おおよそ50〜60の方が中心で、
ここへ来ると、
60歳でも若手と
言ってもらえるため、
若返った気分になれて
嬉しい
とおっしゃっている。

また、この団体を通して、
栽培技術を学んで、
専業農家になられた方も、
輩出されてると聞いている。

実際、
私が所属してから、
女性の方が、
専業農家として、
独立された。

こういう団体に所属していると、
色々な農家さんと繋がりができる。

期間限定で、
手伝いの声がかかったり、
土地があくから借りたい人は
いなかいかとか、
この土地を買わないかとか、
引退するから、
資材いらないかとか。

専業農家にチャレンジするにも、
団体の後ろ盾もあるので、
土地を借りやすい環境にもある。

専業農家になる人を
応援するため
農家さんに、
栽培技術を学ぶ環境も
準備してくれている。


この団体に所属して
思うことは、

皆がそれぞれに
そこに居場所を、
感じている
ということ。

趣味として、
活動を楽しまれている方、

得意な栽培品種を
団体経由で販売して
喜びを感じている方、

団体の方と
一緒に集まり
活動を楽しまれている方、

若手育成を
生きがいとされている方、

団体自体の
活動を楽しまれている
役員の方々、

皆それぞれに
楽しみを持ち、
この団体に所属している。
それぞれの居場所が
そこに存在している。


私の妻は、
そんな私の話を聞き、
農業のバイトを始めた。

彼女もまた、
最初は特に、
興味もなかったが、
農業に所属している方の、
雰囲気に、
居心地の良さを感じて、
そこに自分の居場所を、
見出している。

農業には、
なにか居場所を、
作りやすい、
ゆっくりとした環境が
あると感じている。

これじゃなきゃいけない
というルールはないし、

一人作業も、
共同作業もある。

それぞれに向いた
仕事を、選ぶことができる。

働き盛りには、
重機や耕す作業、

足の悪い方には、
出荷作業や経理、
子どもの面倒、

力のない方には、
雑草抜きや、苗植え、
苗作り、

子供には、
無邪気な癒やし担当、

それぞれに割り振れば良い。
そしてどれも、作業自体は、
難しいものではないし、
そこまで品質にシビアではない。

玉ねぎ苗を
出荷するにも、
100本が99本、
もしくは105本になっていようと
誰が気にするでしょうか。

大根に泥がついてても、
洗います。

ほうれん草に穴が空いていても、
ン゙茹でて食べます。

じゃがいもが
傷んでいても、
取り除いて食べます。


雨であれば、
作業ができないので、
お休み。
なんか雨で
仕事が休みになるって考えると
楽しみになりますね。

野菜は品種を
選べば、
通年で自分の都合で
出荷日を合わせて、
出荷できます。

この効率、
品質を求めていく世の中で、
ゆったりと
仕事ができます。

子育て世代の、
バイト先としても、
精神衛生上
健康的です。

そんな環境を、
感じることができてるからこそ、
平均年齢70歳でも
活き活き活動できる
環境を、感じてるからこそ、

私は、
子育て世帯、
高齢の方達の居場所を、
繋げられるように、

今の活動を、
ネギ農家になって、
広めていく!

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