見出し画像

いつか抱きしめられたら、たぶん

私は私でしかなくて、あなたはあなたでしかない。

どんなにあなたのことをわかりたいと願っても、それが叶う日は一生来ない。

だって、私は私でしかなくて、あなたはあなたでしかないから。理由になってそうでなってないね。


良かれと思ってしたことが、裏目に出ることがある。善意でしかなかった場合、やってしまったー!と後悔がマシマシになるし、なんならちょっと傷つく。なんで傷ついてるかって、相手が傷ついてるからなんだけど、なんか、自分勝手だね。

相手を傷つけたくなくて、自分も傷つきたくなくて。だからこそ相手のことを理解したいと努力するけど、完全に把握することはできなくて、失敗もする。失敗という言い方自体に私の完璧主義が反映されている気もする。
言葉を尽くそうとすればするほど、墓穴を掘る。言葉は、鋭利な鈍器なのかもしれない。相手を刺すこともできるし、殴ることもできる。おかしいな、優しく包みたかったのに。無駄な努力だったのかもな。

人間関係っていつでも上手くいくものじゃなくない?と思うけど、自分が傷つくのはやっぱり怖いし、相手を傷つけるのはもっともっと怖い。だから、「失敗」だと捉えてしまうのかもしれない。これからの糧にすればいいのに。大事にしたいと思えば思うほど、わからなくなる。

自分の意思はどこにあるのだろうか?相手に合わせることが、相手も自分も傷つけない手段になりえるのだろうか?


私は私でしかなくて、あなたはあなたでしかないから。

そうやって割り切れたらいいのに。どこか諦めきれない私がいる。諦められないから、挙句の果てに自分を消そうとする。最終手段がすぎるだろ。でも、これだって全部、相手のことを想うふりをして、自分のためでしかないなぁと感じる。
一番タチが悪いタイプの人間では?気がつかないうちに誰かを傷つける。無意識の暴力。私の陰に隠れたモンスター。いなくなってくれ、頼む。


堂々巡り。


結局、「正解」はないから、常に「最善」を尽くすしかない。「最善」ってなんだろうね。私の価値観で考えるしかないのに、「最善」なんてあるのかな。全部、自己満足かもしれない。まあ、いっか。私もあなたも幸せになりたいだけだね。


私は私でしかなくて、あなたはあなたでしかない。

だから、これを読んでくれたあなたがもし私を理解しようと心を痛めていてくれるならば、どうか、あなたを私に重ねて苦しくならないでくださいね。私とあなたは違うから。違うんです。ありがとう。

いやわからんわ。と思ってくれたあなたがいたなら、どうかそのままでいてください。
それはあなたの素敵な感性と理論であって、あなたがあなたを守る方法だから。ありがとう。

突き放してごめんなさい。そんなあなたが好きです。本当なんですよ。証明できないね。テレパシーで伝わればいいのに。でも私、テレパシー使えないんだよね。ずっと、幸せでいてください。念力送ります。

会えないあなたにこの気持ちを伝えるためには、言葉にするしかない。

全部全部もどかしい。

もどかしいけど、そうするしかないので、私はまた、あなたにラブレターを書きます。



意味わからないね。でも意味なんてないし。あはは。

あなたを想う気持ちのあったかいところだけ、伝わりますように。





いいなと思ったら応援しよう!