〔 ライブレポ 〕 2022/12/10 - ここにない足跡
櫻坂46 守屋茜さん、渡辺梨加さんの卒業が発表された10月22日に書いたnoteから2ヶ月弱。
2021年12月10日、櫻坂46の1st anniversary liveに行ってきました。
余韻に浸る…という状態ともまた違う、全てが幻だったんじゃないかな、というような素晴らしいライブ。まとまらないですが、書き残したいと思います。
櫻坂46の1st anniversary liveとしての完成度は言うまでもないです。
彼女たちの真髄はやっぱりパフォーマンス。一人一人の表情コントロールもさらに精度が増して、目が追いつかないほどに見どころが沢山のライブでした。
そしてやっぱりこの日に行けたのは奇跡でした。
その日の午後、あかねん・ぺーちゃんの卒業セレモニーがあるという情報を聞きました。
セレモニー的なものがあるとは勿論思っていたけれど、想像以上でした。
涙が止まらない夜。伝説のような夜。
このセレモニーを一言で表すなら、アイドルとして完璧なラスト。
どうか推しが(筆者はゆっかー推しです)、推しに限らずアイドルみんなが、こんなセレモニーで送り出されてほしい。
2人の手紙を聞いて、受けた印象はやはりそれぞれ違いました。
あかねんの手紙からは、「到達点」と「少しの未練」。
ぺーちゃんの手紙からは、「過ぎた日々への愛しさ」と「安堵」。
先述の通り、昨日は完璧なラスト。完璧なラストは誰もに訪れるものではありません。
(欅坂46のファンであれば苦しく切ないラストも沢山見てきました…ウッ。泣)
重要なのはタイミングだと思います。
あかねんはそのタイミングを自身の根性と勇気で掴み取り、ぺーちゃんは自身の持つ天性のアイドル性で授かったんだろうな、
個人的には、そんな印象を受けました。
いろんな感情が折り混ざっていれど、間違いなく2人がとても晴れやかな顔をしていた。それが、ただただ嬉しかった。涙が止まりませんでした。
青空とMARRYのパフォーマンスを見れたのも本当に嬉しかったです。
欅坂、櫻坂46を築き支え続けてきた4人の感情が詰まったパフォーマンス。
ゆっかー・りさは、涙を浮かべて寂しさは覗かせながらも、真っ直ぐ二人の門出を祝っている感じがしました。青マリの有終の美、素晴らしかったです。
櫻坂の詩でメンバーひとりひとりあかねんとぺーちゃんに花を渡す場面も印象的でした。
有美ちゃん(ちゅけもん説もあるけどなんとなく有美ちゃんかと予想してます…どうなのかな)がぺーちゃんにお花を渡すとき
「人生を変えてくれてありがとうございました」と言っていて
そこで涙腺の最後のダムが崩壊でした。
有美ちゃんだけではない、本当にたくさんのひとの人生を変えてきた。
後ろの列にいた女の子はあかねん推しだったようで、終演後もしばらくその場で泣き崩れていました。
想像でしかないけれど、大きな喪失感、それ以上に大きな感謝と喜びで溢れていたんじゃないかと思います。
人生を変えてくれてありがとう。そんなファンの感謝の気持ちに
最高のセレモニー、最高の晴れやかな表情で応える。
それ以上のファン孝行ってないと思うんです。
昨日はそんな最高のラストを目の当たりにして、胸がいっぱいでした。
あかねん、ぺーちゃん
卒業、おめでとう!!