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留学後が辛い
こんにちは。ドイツに留学していたもいんです。
今日は自分が今直面している辛さについて、少し綴ってみます。
ドイツでの生活
ドイツではホストファミリーのもとで暮らしながら、ギムナジウムに通っていました。ギムナジウムは高校卒業資格かつ大学入学資格であるAbiturの取得を目的とした学校(日本でいう進学校)で地域によって異なりますが、大体8年制です。
そんな学校に留学生として一学年ほど通っていました。着いたばかりの頃は全くドイツ語が話せず(多分Ich komme aus Japanしか言えなかった)、かなり苦労しました。授業も友達も何を言ってるかさっぱりで、授業中は、授業を理解したい自分vs英語に訳してくれる友達への申し訳なさで戦っていました。薬局でシャンプーを買うだけでも時間がかかり、クラスメイトともろくに話せず、本当に孤独でした。全て英語で乗り切っていた自分ですが、生活に慣れた頃に突然思い立ち、ドイツ語の文法書を買って勉強を始めました。結果的に留学生活の後半では、友達と冗談を言い合ったり、授業中に発言できるレベルまで持って行きました。(死ぬ気で勉強した)それからはとても楽しく、充実した時間を送っていました。(言語超大事!!!!
それからまもなく帰国を迎えます。帰りたくない気持ちでいっぱいでしたが、和食が恋しかったので帰るのもありかなーと軽く考えていました。友達やファミリーとの別れもとても辛かったですが無事に済ませて、出国しました。クラスでお別れ会ではプレゼントももらい、最終日には友達とサッカーを見ながら寿司を作りました。(なんで?)辛いことも多かったですが最高の一年でした。が、思ったよりも自分はあっさりしており、重量制限ギリギリのスーツケースを転がしながら、心は日本で食べるカツ丼に傾いていました。(ICEに乗ってから急に実感が湧き、ボロ泣きしました、、
日本に帰ってから
日本に帰ってからは一瞬でした。帰国後すぐに登校して期末試験を受け、夏休みまで補習を受けていました。休学せずにそのまま進級し、周りは出発前と同じなため友達に困ることはありませんでした。が、やはり少しですが疎外感は感じていました。私の高校では留学は稀で、自分は異質な存在でした。
夏休みは日本にいなかった一年間の勉強を取り戻す、、、はずでしたが、思ったよりも壁は高く、全く先が見えません。あ、置いてかれちゃった、、、ハハハと苦笑いすることもできないほど遠くまで行ってしまっていました。頑張って追いつこうとするが、追いつくことなんて想像もできないような、持久走をひたすら周回遅れで走っているような感覚でした。
帰国直前の生活が楽しかった故に、地獄に落とされたようでした。あんなに別れが辛かった友達も、忙しく過ごしていくうちに疎遠になっていました。今、留学で得たものはなんだろうと考えた時に、良い答えは思いつきません。
でも今自分にできることは、とにかく夢に向かって努力することです。自分の行きたい大学に向けてひたすら努力することではないでしょうか。もちろん皆とは事情が違います。一周も二周も遅れてのスタートですが、いつか追いつくと信じてひたすら自分ができることをやるのみです。
留学で培ったものはいつか気付く時が来ると信じて頑張ります。留学生活も全く楽なものではなく、辛いこともたくさん経験しましたが、楽しい経験も多く、その経験はしっかり心に残っています。良い経験だったと胸を張って言えるように、今必死で頑張ります。
最後に
ほとんど自分への言い聞かせのようになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。同じような経験をした人、実際に同じような状況にいる人が共感できたら嬉しいです。ここにも、もがいている人がいます。
次は少し明るいテーマでお会いできたら嬉しいです。ではまた。