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捨てられない「紙切れ」

ツリーもそろそろ仕舞わないと・・・ということで、オーナメントを外し始めました。ふと見ると、ツリーを仕舞ってある箱に紙切れが入っている。

幼稚園などで、オーナメントにしてもらいなさい、と塗り絵と一言メッセージ書けるカードをつくるんですが、それの一枚だな。

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色塗りして作るモノだろうに、色も塗ってないよ・・・・《なんで私、捨てなかったんだっけ?》と不思議に思いました。(結構こういうのはさっさと片付ける方)で、ひらいてみたら

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なんかこれを見たら泣けてしまって。
e を逆さに書いちゃうとか、you がuになっちゃうとか(私は子供達が早く英語世界に慣れる様に音からスペリングをguess(推察する)させて、英語を練習させていた時期があります。)これは絶対うちの息子。

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学校の先生と 英語ゼロの世界からどうやって慣れさせるかを自宅でやっていることや、いきなり第2言語に慣れていくのは難しいから第1言語(日本語)とリンクさせたり並列させたりしている、という話もしながらの時期でした。

子供達に教えることより先生達とのコミュニケーションのほうが大変だった。なかには私より10歳くらい若い先生だけど態度に差別心ばりばりな人もいたから、 

くぉーのーやろーーーーー てめぇより散々世界をみてる人間、馬鹿にすんなよ!!

とか、学校の帰りの車の中でひとり叫んだりしてたっけ。


沢山の誤字・反転文字のはいった、カードとも言えないカード。あまりにいろんなことを思いだし捨てる事ができなくて、手帳に挟むことにしました。


もう「ママ大好き」なんて間違っても言ってくれない息子だけど、こんな一生懸命で可愛い時期があったことを忘れないから、しゃべってくれなくなってもいいよって思えるんだなぁ。
親ってバカで幸せだなぁ。

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たなかともこ@ツレヅレビト
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