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マウイでボランティア〜ハワイ旅行記(2)

ところで今回マウイ島とカウアイ島ってところにいったんですが、ハワイといえばホノルルのあるオアフ島、火山噴火で有名なハワイ島・・・あたりが日本人にはメジャーなところじゃないかなと思います(と言うか、私がそのくらいしか知らなかった)。時々ウェブサイトでも「ハワイ8島」とか書かれてるけども、無人の島なんかを含めるとこんなにあるらしいです。→詳しくはWikiをどうぞ。

で、今回行ったのは大っきなハワイ島の隣の「マウイ」と、ウィンドワード諸島の北の端にあたる「カウアイ」です。

マウイ島で絶対するべし!と言われることは、まぁいろいろありますけど

1ー ハレアカラの山頂から日の出、もしくは夕焼け〜星空を見ること
2ー Road to Hana (ハナ・ハイウェイ)を走ること
3ー イアオ渓谷州立公園でハワイ建国の歴史に触れること
4ー シュノーケリング、モロキニ島なんてオススメ
5ー 古都ラハイナでハワイ王国首都の雰囲気を味わう

なんてところ。他にもそれぞれの地域を歩いてみようとか、当然ながらサーフィンしてみよう、とか・・・
ただ私は出発1週間前に歯のインプラントのための手術(骨が薄くなっているところを補強してインプラント取り付けのネジ部分を埋め込む手術)を受けて「1か月は潜って泳いじゃダメ」と言われたので(T_T) 4は却下。5に関しては(後ほどまた書きますが)2023年8月の山火事から街の大部分が焼けてしまい、今も復興の途中です。ハイウェイなどは通れますが(一部海側に迂回路もある)「まだみんな悲しみの中にいる、興味本位で写真やビデオを撮りに来たり見に行かないで」とマウイのひとから世界にむけて発信されています。

そんなわけで、今回のマウイ旅行は私の中で応援の意味もありました。(それでも嫌になるくらいあれこれ高かったけど・・・)
ハワイ2日目は、その一環のつもりで島のなかでのボランティア活動を入れました。(ボランティア・ツーリズム=ボランツーリズムといいます)と言っても炊き出しとか食料調達のお手伝いとかは難しいので、こちらの動物保護施設でのボランティアを。(でもやることは遊びみたいなものだけどね)

ボランティアは朝9時から。ホテルからそこへレンタカーで向かう途中、山の中の小さな町にある日系ベーカリー(というか、素朴なドーナッツ屋さん)に立ち寄りました。

コモダ商店、串に刺したドーナッツなんかが結構観光客には有名なお店。朝7時〜開いてます(日曜、水曜はお休み)。カウンターで注文するとき、オットと「どれがいい?」と日本語で話したら「これなんかも美味しいですよ」と店員さんが日本語で。笑 ちょっと嬉しい。
ベーカリーの目の前に車を停めたのだけれど、そこにコーヒーショップもあったのでオットが買いに行ってくれました・・・が。なかなか帰って来ない 笑 
10分位してやっとカップを片手に戻ってきた・・・カフェオレを頼んだらしいのだけど、「なんか・・・働く人も島時間だよね」と。笑 いいんだけどね、私達急いでないし。
さて、ボランティアする動物保護施設につき、車を停めてドアをあけたら「!!!」
ニワトリくんがお出迎え。えーと、餌はもってないよ?
結構広い土地の中にいろんな動物が住んでいます。
集合場所らしいところには先客?が。そういやボランティア内容に「猫たちと遊んでくれててもいいです」って書いてあったな。
なに、あんたたち今日の私達の相手してくれる人?といわんばかり。
猫もだけど、アヒルやらニワトリやらも集まってくる。この写真撮ってたら私の背中のほうに一匹の猫がすわって「遊ぼう」とおでこコツン。なつっこい動物たちです。
ひととおり農園内をみせてもらいます。このエリアはギニーピッグ(モルモット)たち用。猫とニワトリは入ってきますけど。
シカもいるし、七面鳥?ニワトリ?どっちかわかんないやつもいる。
ベーコンつくる養豚場から逃げてきたとか 苦笑・・・まぁ、いろんな考え方はありますよね。
山羊も居る。まるで主のように「挨拶してけや」といわんばかり。
こちらは猫部屋、お年寄りのあまり動けなくなっちゃった猫も面倒をみてもらっています。
向こうでは七面鳥が羽をひろげてる。。。

ボランティアでやったのはこの農園の「雑草抜き」。あとで知りましたが、抜いて、といわれた雑草は外来種でものすごく繁殖力がつよいもの。ハワイの各島で原生種の植物を取り戻すためにみんなが少しずつ抜いたりしているんだそう。
私達は日陰を狙いながらやってましたが、始めるとどんどん目が慣れてきてすぐ雑草が目につく。そんなわけでかなり働いたと思います(笑)。
そうやって雑草抜きをしているといろんな猫たちが「なにしてんのーあそぼう」といいながらやってくるし、山羊やロバも草を食べながら私達の様子を見に来ます。

雑草抜きが動物たちの邪魔(?)のおかげで結構楽しく出来ました。

夫婦ですかね、柵のうえに並んで周りを見てました。
木の上からひたすらコケコッコーといいつづける雄鶏。
ここでも負けじと鬨の声。鳩もめちゃくちゃ沢山いました。

さて、お昼までのボランティアだったけど、かなり二人でがしがし働いたので30分くらい早めに上がらせてもらいました。
ランチは・・・海沿いの有名なシーフードレストランに行ってみようか。

ママズフィッシュハウスMama's Fish Houseという有名店。何も考えずにきたら「そのお客さんたち(私達のこと)のあとは予約の人だけね」と受付のひとが車寄せのところにいる係のひとに伝えてました。あらら、こんなLow seasonでも予約いるんだ、ここ・・・
お店の向かい側に美しいビーチが見えます。うーん、ハワイだねぇ。
も、もしかしなくてもこの木彫りのは「Mama」のつもり???
ハワイではウミガメに5m以上近寄ると罪になるんだそうです。触ったりしたら牢屋に入れられます。ひぇぇぇぇ。
おおおおー南国に来た、って感じだ!(ちょっと海の水を触ってみた)
しばらくして店内に案内されました。11時オープンでもうほぼ満席。すごいなー
待っている間に自家製スープとパンが出されます(というか、めちゃ待たされるのでコレないとお客さん怒る人もいるかもね)。スープもパンもすごく美味しい。
ほんとならこのへんで「前菜」をオーダーすれば来るんでしょうね、でもそれやると大抵の日本人はメインが食べられなくなると思うんです(私達はそう)。なので我慢がまん・・・
私はブイヤベースを。もちろんめちゃくちゃ美味しい。
オットのはピラフのうえに鰆のソテー、そして「ロブスターとカニ肉のソース」。美味しかったけど、この一皿$100はちょっと高すぎない?

有名店らしく盛り付けも味も良かったのですが、うーん、二人で(オット用にワイン一杯付けたけど)$200払うものだったか、というと分からない。やっぱり高すぎると思うよ・・・

そのあとはホテルにいったん戻ってちょっと体を休めます。午後4時半から「キヘイ・ウォーキングツアー」にいくことにしてたから。キヘイ、というのは私達の宿泊施設のあるエリアの街の名前です。

こちらの方の息子さんが「ウォーキングツアー」会社を立ち上げたんだそう。(でもこれ、無料でした)キヘイという町の歴史と自然のことを学びながらこのエリアを知る90分弱のウオーキングツアー、なかなか面白かったです。
集合はキヘイ図書館前・・・だったのだけどそこに「昔の神社」あとが(すこし石積みされて囲われているところ)。海の幸を得られることを、ここで感謝して祈ったんだそうです。へぇぇぇぇ。

ただ宿泊するだけの場所ではない、昔は小さい漁業の街だったことやハワイという場所の慣習、このエリアに所縁のあるスポーツ選手やスポーツ施設などの話もあってあっという間の90分。

こんなクジラのモニュメントも・・・でも作者のアーティストとしては「こう飾って欲しい」というビジョンがあったらしくて、「いつかキヘイの街がちゃんとそのように飾ってくれるといいよね」という話でツアーは終わりました。
もう夕暮れの時間・・・向こうにみえるのはモロカイ島です。
夕飯はフードトラックでイイか、と言ってたのだけど、観光シーズンじゃないからか閉まってるところが多くて。ここはマウイ在住日本人のかたのブログに載ってて探しに行ったのだけれどなかなか見つからなくてね 苦笑
ポケ丼(魚を醤油やゴマ油のタレで漬けにしてごはんにのせたもの)を1つ買い、その辺のスーパーでサラダを買ってホテルで夕ご飯にしました。ホテルならビールやワインを飲んでも運転のこと考えなくて良いしね。
結構いろんなことをした1日。夕飯を食べたら眠くなって速攻寝ました。まぁ時差3時間あるからハワイの午後8時って ユタ州の午後11時だもんね・・・

あれこれ朝から動いた方がいい予定を立てているので、時差ボケは出来るだけ直さず・・・と思ってるんですけどね。

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たなかともこ@ツレヅレビト
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