Happy Halloween
「今年もおいでよ」
そう声をかけてくれる友人宅が近所にある。アメリカのハロウィーンを子供と一緒にどんな風に過ごすのかを教わるところから始まり、ほぼ毎年一緒にハロウィーンのとき仲良しで集まりごはんを食べながら賑やかに過ごさせてくれる家族だ。
先に言っちゃうと、本日風邪気味になってしまい私は欠席。まぁ仕事ウィークのオットは帰宅するとくたくたで外に行きたくなくなるひとなので、ちょうどいいかもしれない。
その代わり、そのご家庭のハロウィーンごはんともいえる「ホワイトシチューとパンプキンの形をしたサワードゥ」をつい先ほどもらってきた。(おかずまでついてる。ありがたや。。。)シチューは外を歩いてきて凍えて帰ってくる子供達のため・・・から始まったらしいが、すっかり友人宅の有名な恒例メニュー。
Trick or Treat(と言って仮装した子供達がやってくるので、各家庭では準備したお菓子をあげる)では自分の子供たちもいろんな(知らない)ご家庭にお世話になった。本当なら私もやるべき・・・だけど、風をひいた私はいただいてきたごはんをベースメントのキッチン(表からは見えないから)に運び、あとはオットが帰宅したら戴いたそれらを食べ、ビールかワインを飲みながら映画を1本くらい見て退避をする。
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昔は自分の子供達が先述のご家庭のお嬢さんたちと一緒にトリックオアトリートに出ている間、私も家の玄関先で待機してお菓子をあげていた。まぁ全部で25〜30人くらいしか来ないけど。他の地域から親御さんの車で何人かで来る子達もいたりする。
でも結構面倒、というのが正直なところ。
積極的に家を飾りつけ子供達にお菓子を配る家はボランティアだ。もちろんそれ自体が楽しい、っていう人たちもいるけど、我が家だけじゃなく参加しない家ももちろんある。
そういう家は常夜灯とか家の外から見えるところに電気をつけない。
小さい子供には付き添っている大人がそういう家に立ち寄らないように声をかけてくれるらしい。中学生や高校生になるともう充分分かっているのだろう、派手に飾り付けられた家の灯りのついた家しか行かない。
各家を回る時間(みたいなのが暗黙の了解であるみたいだ)は午後6時から午後9時。午後9時以降はやっぱり「知らない家にいくのは失礼だ」と思われるらしい。
三時間くらいなら付き合うか・・・と思う年もあれば、今年みたいに友人宅に行く予定が急に流れ地下階に隠れる、という年もある。
ただ、教会区でまとめて「ハロウィーンのパーティー」を直近の週末でするところも多い。沢山のお菓子を買うのもこの物価高で負担になるだろうしね。
私のエリアも先週末に教会の駐車場でやっていたらしい。私達はロードトリップで出かけていた日だったのだが、お知らせがポストに入っていた。
こういうときは有志が車のトランクやピックアップトラックの後ろにお菓子をのせ飾り付けをした車で集まって、駐車場に勢揃いする。子供達はそこをぐるりと回ればいいのだ。走っている車もないし、大人の目も届くので安全、というわけだ。
同様に地域の中学校などの体育館を借りて同じ様に大人の間を歩いてお菓子を集めるイベントもある。もちろん子供達は思い切り仮装するし、屋内なら多少薄着でも問題ないというわけ。
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で、今もうすぐ午後6時ってところだが、すでに外で子供や大人の声がしている。この数日かなり冷え込んでいるので早く終わらせようという人たちだろうか。
とりあえず(みんなのために)雪が降らなくてよかったな。
さて、今晩は何の映画を見ようか。オットの帰宅前にいくつか見繕っておこうっと。