#ルート66の旅 (9)
さて、この日はセントルイス(ミズーリ州)を出てスプリングフィールド(ミズーリ州)まで250マイル(400km)ほどの行程。
州間高速を使うなら平気で行ける距離ですが、ルート66で1920〜1940年頃のアメリカを感じながら行きたい、という方はちょっとキツいかもしれません。
なお、都市名は結構同じ名前が違う州にもあるので要注意。
写真でも分かりますが丁度紅葉が始まったころで、朝から楽しいドライブが出来ました。
え、ダイオキシン!?とびっくりしてしまいますが、今はもう問題ないとのこと。もともと避暑地として開発されたエリア。このエリアの歴史を読んでいると悲しい気持ちになりますが、今は自然豊かな州立公園。ビジターセンターには沢山のルート66時代のネオンサインや資料なんかが並んでいます。
ルート66はよくアメリカの鉄道と併走していて、当時の農業・工業がこの2つの輸送路で発展したのがよく分かります。
ミズーリ州(MO)は上手にルート66時代のものを保存・修復していて、運転して通るのもなかなか楽しい。この日セントルイスからスプリングフィールドの距離は下道でも楽勝、と思っていましたが、結局じっくり見て回るというのとは程遠いかけ足の旅に。
ここで挙げた「ワゴンウィールモーテル」は宿泊もできるので、時間が許すならこの辺で泊まるのもあり、かと。
このレイルヘブンモーテルは1930年ごろからずっとルート66の名物的な宿泊場所。ホテルのフロントにはこのあたりにエルビス・プレスリーがきたときの新聞なんかも飾られています。
モーテルの内装にもミッドセンチュリーを思わせるデザインの椅子やランプシェードなんかが使われています。
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