こっそりと、note世界の心の友と呼んでいるひと。
私が塩梅かもめ、というペンネームのひとをみつけたとき、それは私にはまだ1記事にスキが2つか3つしかつかなかった頃だった。
当たり前に40とか50とかの「心からの」スキをもらっている人だった。その爽やかさと知らない空気感と切なさとをまとめてたたみ込んだような、さらに異国の風が思い出したかのように吹くような文章にぐいぐい引き込まれた。どんな素敵な人が書いているのだろう、と思った。
そのうち、嶋津亮太さんの主催する「教養のエチュード賞」の参加作品の中に・・・・いや、確か締め切りに間に合わなかった、というので他の方(今思えばそれはillyさんと油森マリナさんだったが)がツイッター上で書いていらしたのを目にしたんだと思う。当時嶋津さんもかもめさんも私にとっては殿上人。スキも付けられずに、でもフォローボタンだけぽつん、と押してみた。
かもめさんの文章は不思議と時空を越えさせる力がある。心の隙間に落ちていたものを拾って「これでしょ?」と言いたげに、無言の笑顔で差し出すような作品。こんなのを書ける人って。。。と本当に憧れた。
有り難いコトに「つくルンバ」という楽しい参加型サークルを立ち上げてくださったかもめさん。私の大雑把かつ適当なアレンジを面白がって下さり、海外同士というのもあって交流させて貰い始めた。
その手許にあるもので誤魔化した料理、怒られそうなアレンジなのに大笑いしてくださったレシピは、私がフォローボタンを押した忘れもしないアルボンディガスだった。
かもめさんは文章そのままなひとだ。温かくて優しくて、かならず笑顔をくれる。いつか地球のどこかで一緒に当たり前の様にワインを飲む日が来るような気がしている。
(そして初めて読んだ記事にはやっぱりスキがつけられていなくて、今やっとスキを押してきた所ですww)