モグラより、後書きに変えて。(ぜひ沢山のひとに知ってもらいたい、それだけなのです)
まさか、自分がこの機会に小説を書くなんて思ってなかった、本当に。そして・・・最悪のクセにハマってしまい、今の私はモグラだ。
私は文章を書き上げると、「あああつまらないモノを書いてしまった・・・」と頭を抱えてモグラになる。そうねぇ、数ヶ月とか? 書いてる最中は面白くしたいんすよ。まずプロットが自分のなかでOKのでたもので、書き切ったものはその時は文章として一応及第点出せたものだし。でもしばらくすると、自分のあまりの未熟さに、地中20mに潜りたくなるのだ。もう、モグラ。短いもの(エッセイとか)は無かったことにしてもう読み返したりしないという、悪い悪いクセ。
なんで書き始めたのか覚えてない。創作大賞も違う世界の人たちの話と思ってた。でも一度書き始めたら、自分がお話を作りたくて書いてるというより「この事実を一人でも多くの人に知ってもらいたい」という気持ちだけに牽引されていた。
(3〜6千字ずつの、8話になっています)
でもですね・・・そんなモグラに ある方がメッセージくれたのです。面白かった、一気に読んだ、って。知らなかったことを知れた、って。本当に、泣きました。どうもありがとう。だからモグラは、地上に出てこなきゃいけないと思ってこれを書くことにした、って所です。
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正直、賞とかじゃない。私は自分の文章が可もなく不可もなくレベルだと知っている。でも狡いから、「応募作だからって読んでくれる優しい人たちがいる」ことを知っているから、一人でも多くの人にPICSとPICS-Fを知ってもらうには最高の機会だ、と思ってる。
この作品には大いに参考にさせてもらった、というか、下地になった「本」がある。本当は、多くの人にぜひこちらの本を読んで欲しいのだ。一般の人にこそ、知って欲しいこと。
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