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結構知られてない「あめりかーん」なゴハン

そういえば。

娘がたいそう気に入って、外ゴハンであまりに頼むものだから、「なにそれ?」って食べてみて覚えたゴハンがある。アメリカンダイナーといわれるようなところなら、絶対あるやつ。そして結構日本人観光客に知られてないもの。

グリルドチーズ


もこみちくんレシピにあるくらいだから、結構知ってる人は知ってるのかな。いやーーー日本人のハハだったら10人中8人は「はぁ?なんでそんな身体に悪そうなもの・・・・」って言うと思う。

アメリカの子供(だけじゃなくておっきい子供も)はpicky(ピッキー)だ。好き嫌いが多いってことね。まじで。腹立つくらい。
でもピザとこれは必ず食べてもらえる。

ま、要は

バターでギトギトにした鉄板の上でパンを焼いて、チーズをとろっとろにしてサンドしたもの

なんだけどね。

本気でやるならバターを一人で大さじ2くらい使って欲しい。食パン一枚につき大さじ1。すごいでしょ、これ聞いただけで。

でもこれくらいやるとね、出来上がりで「バターの香りふわーん、外側カリッ 内側ジュワーンとろっ」っていう、中毒性高いグリルドチーズができる。


では作ってみよう!

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うちでは、アイアンキャスト(鋳物のフライパン)を使っている。均一な温度が保たれるので。本当ならバターをいれるのだろうが、カロリー恐ろしくて食べられなくなるのでやらないww
最初にパンを片面色づくくらい焼いて(おすすめはちゃんとバターで焼くこと!!)、ひっくり返したところへチーズを載せる。最初でしっかり焼いておかないと、いつまで経ってもチーズが溶けない。

載せるのはどんなチーズでもOK。お好きなら2−3種類混ぜても。

うちは常備しているのが伝統的デンマークチーズであるHaverti(ハバーティとかハバルティと日本語では言われるのかな) cheese 。コクはあるけどクセが強くなくてめっちゃおいしいもしかしたら日本のCostcoにもあるんじゃないかな?

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アメリカだとすごくチーズの種類があって、外でグリルドチーズを食べるときは私はコルビージャックとか(唐辛子とか入っててちょっとスパイシー)アメリカンチェダー(多分最も一般的、少しクセあるプロセスチーズ)、ときどき間違ってスイスチーズ(色と見た目に反して結構クセあり)頼んじゃうこともあるんだが。

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ま、パンからはみ出さないように置くのがコツ。もこみち君レシピのようにブラックペッパーをふるもよし、最初からモントレージャックチーズという結構スパイシーなのを使っても。(ちなみにコルビージャックは、コルビーチーズとモントレージャックを合わせて、ちょっとマイルドにしたもの。お酒のアテにもいいw)

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3−4分、って感じか。うちのHavartiチーズは柔らかいので、「アルプスの少女ハイジ」に出てきそうな感じにとろり、としてくる。こうなったらOK。

最初のパンの温めが足りなかったり、固いプロセスチーズだと溶けにくいので、電子レンジでちょっと溶かすってのもアリ。ただ、パンが柔らかくなってしまうので、その後しっかりフライパンで(出来ればバターたっぷりで)焦げ目つくくらい焼くとおいしい。

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あとはチーズを内側にしてパタン。
こんな風にとろーりとチーズがでてくると、カロリーなんて言葉は見なかったことにしてかぶりつきたくなります。


こんな、ただの「チーズパン」なんだけれど、騙されたと思って食べてみて。結構ハマるから。
で、もしアメリカに来ることがあったら・・・ごくフツウのダイナーに入ることがあったら、グリルドチーズってオーダーしてみて。バターたっぷりで香ばしくて、なんか嬉しくなっちゃうグリルドチーズが、ついでに山盛りポテトと一緒に出てきたりするから。

どんだけ炭水化物やねん・・・・

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