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リスボンの真ん中で乾杯〜ポルトガル家族旅(6)

グロリアのエレベーター(ケーブルカー)をおりるとそこはレスタウラドレス広場。復元者の記念碑という大きな塔があります。地下鉄・トラム・バスなどの乗り替え地点でもあります。

ポルトガル王政復古戦争の勝利を記念した「復元者の記念碑」
この凝った装飾!
・・・雨が降りそう?でもあっちの空だけだなぁ・・・
実はレスタウラドレス広場近くにある、このA Ginjinha(ジンジーニャ)に来たかった!(酒飲みだからwww)サクランボのリキュール「ジンジーニャ」をショットで飲める老舗バー。
ピントがずれた!「サクランボ入れる?」「はい、いれて!3つとも、ね」
この一杯が1.5€弱かな。これ以外のメニューはありません。梅酒的な飲み物です。ボトルでも1本12€しないので、気に入ったら買っていくというのもあり。
サクランボを入れて欲しいヒトにはここからサクランボをショットグラスに入れてくれます。種はみんなそのへんにぺっ、と吐き出してるけど、ちゃんとゴミ箱もあるからそっちに入れてあげたいよね・・・(日本人だからそっちに入れます。はい。)
そして「バカリャウ」(干し鱈)のお店も。真ん中に重ねられているのがバカリャウ。これを戻して色んな料理に使っているのがポルトガル。親近感♡
Statue of King Johnのあるフィゲイラ広場は、昼間でもちょっと治安わるめと感じる(むちゃくちゃゴミが落ちてる)ところ。このエリアにある安いB級グルメをめざしてたのだけど止めました。お腹空いてないし。向こうの丘の上にサン・ジョルジェ城。
フィゲイラ広場から南下!レストラン街です。
サンタ・ジュスタのリフト(エレベーター、カルモ通りにあるのでカルモのリフトとも呼ばれる)です。コレに乗ろうと思って。リスボアカードで無料で乗れます。週末はスゴい行列なので避けた方がいいです。
デザインされた石畳が美しいアウグスタ通り、リスボンきっての商業地域。
設計者メスニエルはエッフェル塔の設計メンバーの一人でもあり、エッフェルさんの弟子だった・・・と説明があったと記憶してます。この鉄で出来たリフトのデザインも斬新。低地バイシャ地区と高台のバイロ・アルト地区の45mの高低差を楽に超えさせるためのもの。でもリスボアカードもってない人は乗るのに7−8€かかるから、もはや市民の移動手段ではないのでしょうね。

リフトの中から撮った風景4連写。
UVカットフィルムが貼られてるので暗いですが・・・
お城が大分みえてきた
街が眼下になってきて
上に出たら、ロシオ広場が見えました。
テージョ川も見える。
UVカットフィルムがないとこんなにクリアに見えます。
ところで、特にこの右側みたいなこの画一的な建物に気付くでしょうか。大洪水でバイシャエリアが破壊されたあと、都市計画に沿って軍隊が立てた建物は「軍用兵舎」が基本だったそう。それでこんな感じらしいです。
坂の上から下を見るのはいいけど、あんまり日常的に登りたくないかもw
まぁ今度は下りだからいいや。
コメルシオ広場に出てきました。(この女の人がどくのを待っていたけれど、全然動かないもので・・・・動画でもとってたのかな)
まだ時間もあるので、娘リクエストの場所に移動することに。タクシー(Uber)です、4人のって10€なら激安。
道路沿いで工事が行われてるのかも。まぁ上の方を見る分には観光気分でいられます。
この真っ赤!な建物はサンタ・アポローニア駅そばの5つ星ホテル・エディトリ・リバーサイド・ホテルです。行き先は更に先、空港が近いくらいのところ・・・
橋、きれい。
Frog:Bordalo IIの作品。
古い工場の建物なんだそう。葡萄に船・・・ワインでも保管していたんだろうか。

向かったのはリスボン・オリエンテ駅側のエリア。ここはリスボン国際博覧会(リスボンこくさいはくらんかい, Expo 1998)の開かれた場所です。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見500周年を記念して開催され、テーマは「海、未来への遺産」。日本を含む155ヶ国・機関が参加し、132日間の会期中約1000万人が入場したそうです。。

科学博物館前の「うわーい」な像(違う) 万博マスコットのギル(Gil)くん。

建築を学ぶ娘には垂涎もののエリア・・・ということで次に続きます。


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たなかともこ@ツレヅレビト
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