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カウアイ南部とワイメア・キャニオン州立公園〜ハワイ旅行記(9)

カウアイ島2日目(移動してきた日を入れたら3日目だけど)。
今日はホテルを空港そばのところに変えます。というのは、翌日の朝いちばんでヘリコプターツアーを入れたから。北部のプリンスビルから空港は遠くはないのだけれど、なにせ道は1本でそこそこ渋滞するエリアもあります。ということで空港そばのホテルならあまり無理しなくてもいいかなぁ、ということで。

行きたいところ、そして翌日の予定(帰りのフライトは夜の出発)を考えるとこの日はホテルをチェックアウトしたら島をぐるっと回って南部のほうの観光にするのがよさそう。

相変わらずよく分からない直線が入っちゃってますが 笑 北部から東側の海岸(右下へ降りる道)沿いを南下して、ワイメアというところから山の中へ。そして同じ道を戻りながら観光していく予定。

私が運転なので写真は撮れなかったけれど、プリンスビルから東側のカパアという街あたりまでの道とその周りの風景、植生がとても好きでした。もうそれだけで「カウアイ島、いいな!」になったくらい。
訪れるチャンスがあったらぜひ、このへんの気持ちのいいドライブを楽しんで欲しいです。

さて、ワイメアから北上していきます。このエリアは州立公園がつづきますが、ハワイのグランドキャニオンとか呼ぶ人もいます。

確かにグランドキャニオン!
ユタ州からきた私達にはなんとなく見覚えのあるような景色。もちろんそれでもすばらしいことには変わりはないのですけどね。
道沿いに小さなルックアウトがいくつも続きます。そういうところはトレイルヘッドでもあったりするんだけどね。
ちょっと場所がちがうとこんなにも景色が変わる!見事な地層のみえる景色。
日射しが強いのでどうもケータイで撮っている写真はぼんやりしちゃうのが残念。
プウカペレ展望台。車で行ける一番奥のあたりで、断崖絶壁で有名なナパリ・コーストがちらりとだけ、見えます。本当はトレイルを歩けたらよかったのだけど、時間の関係上それは諦めました。
ケカハの町の方でしょうか。水平線の方にみえるのはお隣の島、ニイハウ島。ニイハウ島は個人所有ということで基本的に観光客は行けない島です。
ニイハウ・ルックアウトより。あーほんとにトレイル歩きたかったなぁ。
ある意味、とてもなじみ深い感じの景色(笑)。ユタ州って結構すごいな、とハワイで思う私。
キャニオンの風景を楽しんだあと、ワイメアの街にもどったところに有名なシュリンプ・ステーションという店があります。ここは「カウアイシュリンプ」をシンプルな調理で食べさせてくれるところ。昨日も食べたけど、やっぱりちょっと食べておきたい。
お店のベンチにはエビを食べる沢山のお客さんが。・・・と、ニワトリが一人のお客さんのとなりに。一生懸命アピールしてたけどおこぼれはもらえませんでした 笑
私達がオーダーしたのは「ココナッツ・シュリンプ」ココナッツを周りにつけてさっと揚げたもの。ココナッツがほんのり甘く、エビの甘さをうまく引き立たせてます。これで12ドルとかだったかなぁ(うろ覚え)
シュリンプ・ステーションのとなりには地元果物を使ってのスムージーなんかを飲ませてくれる店が。喉も渇いたし、ハワイに来てるのにあんまりフルーツ食べてないし、飲んでいこうか。
マンゴー・パイナップル・バナナのスムージー。めちゃくちゃ美味しかった!
さて、来た道を戻ります。途中に「カメハメハ大王?」と二人で話していた像があったので立ち寄ってみました。結論、カウアイを治めていた王様カウムアリイの像でした。そしてここには外敵を警戒したFort(砦)があったんだそう。
なかなか込み入った歴史・・・カメハメハ大王に滅ぼされてしまわないように、ロシアの商人と組もうとしたり、それがうまくいかず結局ハワイ王国のひとつになることを決めたけれど、カウムアリイ王はやっぱり最後にはカメハメハ大王に殺されてしまったのだとか・・・うーん。ハワイ王国、なかなか壮絶な歴史を持ってるよね・・・
Fortの先には浜辺が。
さて、気分を変えて「リロ&スティッチ」のモデルとなった街、ハナぺぺへ向かいます。小さな町でこのウエオカ・ストアはグローサリーでありお惣菜も置いてるお店・・・と聞いてたけどこの日はお休み。残念。
古いトラックにブーゲンビリアと古いガソリンスタンドをあわせて、こんなものを作って飾っているのが素敵。
この壁画がハナぺぺを有名にしたみたい。でもディズニーに許可は得てないんだって。街の絵を描ける人がこれを書いたら噂がひろまって観光客がこの小さな町にやってくるようになったんだそうです。
こちらにも映画からの壁画が。
途中には「tree tunnelツリートンネル」として地元の人にも知られている道が。プランテーションで成功したこの島の大地主が、オーストラリアから持ってきたユーカリを沢山植えてこの並木道をつくったんだそうです。
ポイプという南のリゾートエリアから少し西にいったところにSpouting Hornスポウティング・ホーンというところがあります。岩場に波の侵蝕で横穴があいて、波の力でこうやって海水を吹き上げるんです。音も結構すごい。↓
「メネフネ・フィッシュポンド」という観光地としては有名なところがあります。メネフネとは伝説の小人らしいんですが、「昼間は山の中に住み、夜になると山から下りてきて、みんなで役割分担をしながら、魚をとったり、石垣を築いたりします。 そして一番鶏が鳴く前に、山に戻ります。 性格はお茶目で陽気。みんなで歌ったり、食べたりして、楽しく過ごします。」・・・なんか沖縄のキジムナー?と似てる?
このフィッシュポンド、一般観光客はその場までアクセスできません(行き止まりになる直前にルックアウトがあってこんな風には見渡せます)。
「・・・結局なに?」となってしまった私達夫婦ですが、まぁこんな伝説があるらしいです
メネフネフィッシュポンド伝説
今日のホテルにチェックインする前に買いだし・・・近くのABCマートに立ち寄りました。
おっと、キティちゃんたちが日焼けしてるし!笑
ホテルにチェックインしたあと、夕食どうしようかあ、と・・・「カウアイで有名な、サイミンっていうラーメンみたいなもの食べに行こうか」
てなわけでリフエの街のひとにも人気の「葉村サイミン」のお店へ。ちょうど夕食時間の前で店の目の前に駐車もできたし、空いてました。
チキンと牛のBBQを1本ずつオーダー。チキンの方が好きだったかな、柔らかくてジューシーで。
これが噂の(笑)サイミン。雲呑は手作りの皮で、雲呑。。。というより水餃子、でしたww
シュリンプ・サイミン。

噂のサイミン、お味は・・・うーん、こういうものだ、と知れたし、むちゃくちゃ高いわけじゃないから まぁ経験として良かったかな、って感じです。でもどうせ手打ち麺なら沖縄そばみたいになっててくれたら、よかったのになぁ・・・

あ、ここでは「リリコイ・シフォンパイ」も有名なんで1つお持ち帰りで。
これは素朴なパイで、甘さ控えめでした。オットとお酒のつまみ的に半分こしていただきました。

ホテルのプールの目の前にはちいさなビーチ、そしてビーチバレーコートも。入江なので波も比較的穏やか。私も(潜らずに)しばらく泳ぎました。
日がおちるとちょっと肌寒いんだよね。ファイアーピットがプールのまわり所々にあってうれしかった。

おまけ。州立公園のルックアウトではイモリくんも。




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たなかともこ@ツレヅレビト
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