見出し画像

キャンプinユタ州中央部(0)〜計画をたてる過程編

「来週月曜日ってレイバーデイ(勤労感謝の日)で休みじゃん」

一泊二日のキャンプから戻って早々、オットが言い出した。
どうやらこのあたりの仕事はないらしい。さっそくユタ州のバイク用ツーリングマップを開いてる。これが火曜日の夜のこと。

土曜から月曜の2泊3日で行ける所。しかももうその週末は数日後で、キャンプ場が空いてる可能性は低い。どうせ行くならあんまり行ったこと無いところ(先日のキャンプみたいな驚きがあるかもしれない)にしたいけど。

とりあえずreserve americaという公的・私的のキャンプ場をオンライン予約できるサイトを確認。あらーこの週末だっていうのにまだ数カ所、電気が使えるRVキャンピングカーサイトが結構あるもんだね。
※ちなみに国の管理下にあるNational Forest, National Park, National MonumentなんかのキャンプサイトはRecreation.govというところでオンライン予約ができることが多い。また国立の場所内にはやってきた人順ウォークインってのがあって、そこは毎日早い者勝ちだ。


どうせキャンプなら2泊同じところにしたほうがいい。じゃないと、テントやキャノピーを動かしてるだけで時間のロスになるから。
それにシーニックドライブ風光明媚な道があったらなお良い。まだ行ったこと、ないあたりで・・・

ということで、グリーンリバー州立公園のキャンプサイトを2泊、取る。その周りで走ったことのないシーニックドライブは。。。。と探すと、ちょうど赤丸のあたりにそういうのがあった。

あとは一日で回れそうなルートを選ぶ。と、簡単にいうけど間違えちゃうと「何も無い所」ばかり走ることになる。結構慎重に、バイクを運転する人(オット)とEVを運転する人(私)とで道を選ぶ。走行距離と、万が一の時の充電ポイントも・・・早いチャージャーはないけど、少しでも充電できるところがあれば心強い。でも毎日ほぼ100%の充電をしておけば途中で立ち往生、ということにはならなさそう。グランドジャンクションという街に良いDCファストチャージャーもある。(バッテリーが傷むのであんまりこういうフル充電はよくないが、選択肢がないから仕方ない)

ちなみに、グリーンリバーという街はこのエリアのオアシスみたいな場所。水も人家もない砂漠みたいな場所を走る中で、州間高速I-70 とUSハイウェイのUS6/US191が交差する場所にもなる。とはいえ、かなり寂れた感じの小さい街でこれまで車の充電のためくらいしかここに停まったことはないので、「こんなところに州立公園?」ではあったのだけど、州立公園って州の住民が遊んだり自然の中ですごすのを後押しする目的もあるようで、ここは「ゴルフ場併設」だった。

googleマップにはこんな素敵な写真が・・・でも私のこの街のイメージ、乾いてて砂埃、って感じなのよね。。。

キャンプ場で車の充電ができる、となればあとは2泊3日の食料や持っていく荷物のリストアップが私の仕事になる。先日は「お昼なら途中のどこかで食べればいいよ」とか言っておなかぺこぺこのまま唯一ある街の唯一のレストランまで走ったという残念な思い出があるため(美味しかったけど)、2泊3日全部自炊・お弁当持参ということを考える。

荷物のかなりの部分が食べ物になる。まぁ、仕方ないけど。。。

お昼は「キャンプ時のいつものサンドイッチ持参」夜は一日目は冷凍食品、二日目はご飯を炊いてレトルトのカレー。朝ご飯はサンドイッチでもいいし焚き火でトウモロコシを焼いといて翌朝食べてもいい。ということで食料リストは出来上がった。
それとどうせ電気自動車なので車内用冷蔵庫(温度設定で冷凍庫にもなる)を持っていくことにした。先日の1泊キャンプでは持っていかなかったけれど、まだ暑いこの時期の2泊ならこっちのほうがいい。

それと、絶対外せない「水」。これは500mlのペットボトル36本パックがみんな大好きCostcoに3ドルくらいで売ってるから。

今回はあれこれなだめすかして息子もつれて行くことに。彼は最後まで「行きたくないんだけど」と抵抗を示していたが、知ったこっちゃないです、それくらい親孝行?しなさい。

と、いうことで土曜のキャンプ場チェックインが午後3時、ということで逆算して9時過ぎにゆっくり出発することにした。

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。