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ハナハイウェイをいく〜ハワイ旅行記(6)

ハワイ4日目はそんなわけで早朝から動いてます。
で、どうせ車で移動するなら、と、そのあとはハナ・ハイウェイRoad to Hanaのドライブをすることに。
マウイの東側、ハナという街のほうはマウイ島のもともとの風景がのこるところ、と言われています。お天気も良い日で、まだ眠気もこないので(まぁ軽く時差ボケなのでマウイの午前中はユタ州だったらばりばり動き回っている時間です)マウイ島半周旅行レッツゴー、です。

ハレアカラ国立公園の地図をお借りしました。こうやって島の東側をぐるりと回ります。

Paia(今では可愛いアクセサリーショップやギャラリーもある、観光客に人気の街)を過ぎて10マイル弱、ハナハイウェイのマイルマーカー(Mile marker, 以下MM、道沿いにマイル数が書かれている緑の小さい看板)が「0」になります。ここにあるのがMillenium Legacy Trail Monument、2000年にクリントン元大統領が命名し、州道36号はここから郡道360にかわります。ここから数字が大きくなるのでそれを目印にあちこち見て回ります。
ちなみにPaiaをすぎてMM13〜MM14の間あたりから海岸の方へ頑張っていくとハリウッドと呼ばれるビーチがあります。あのジェームスディーンが映画で波乗りしたあたり、他にもたくさんの有名な映画のロケ地になってます。でも地元の人でもなかなか辿りつくのが難しいらしいので もし行きたいときは十分な時間と下調べをしてから、どうぞ・・・

MM9あたりにあるワイカモイ自然道。30分ほどで歩けるループトレイル、ただし熱帯ジャングルなので足許が滑りやすいので注意(実際私はハイキングシューズだったけど足を滑らせかけ、踏みとどまったら膝の半月板傷めたみたい。。。(T_T)いまだに腫れてるので無理できません。はぁ。)です。ジャングルと呼ばれるエリアを体験できます。トレイルはあちこちに生えるユーカリのせい?か、なんだかすっきりした良い匂いがします。
あまり無理なく歩けるトレイル。砂利が敷いてあるけれど湿度も高いし湿っているのでほんと、足許には気をつけて。
竹か、と思いきやなんか違う・・・あちこちの滝へのトレイルとかは私達が行ったときは封鎖されてました。手入れが行き届かないのかな。危ないのでトレイルから外れないように。

その先にも有名な滝とかが道沿いに続きます。

MM14の先にケェネア半島があります。ちょっと奥まった道の先に溶岩に打ち付ける波頭がきれい。ここにはきれいに整備された公衆トイレもあるし、少し手前には「ここのチリ・チーズドッグは最高!」と噂される「サンディのみせ」もあります。
珊瑚礁で削られなかったら、やっぱり太平洋の波はかなり強くて高いんです。
噂のチーズチリドッグ。ほとんどお昼時だったしこの先に食べるところがあるかどうかも不明だったので、私達も一つを二人で分けました。これで$10くらいだったかな。(高・・・)
MM22〜MM23に「プアアカア(Pua'a Ka'a)公園」があります。ここにはしっかりした駐車場と公衆トイレがあり、そのすぐ横にSecret Falls(秘密の滝)があります。この上の方の滝壺あたりのプール(水溜まり)では泳ぐこともできて、私達が行ったときも水遊びしている人がいました。
MM25あたりのMakapipi滝。珍しい「滝を真上から見ることができる」ところです。ただ、時期で水の量は季節で変わりますが・・・(私達の行ったときは少なかったみたい。多いときは左手の水が流れ落ちる幅は3倍くらいになるようです)
ワイアナパナパWai'anapanapa州立公園。ここは時間で予約してある車しか入れません。ハナ・ハイウェイを逸れて案内のある方へ進むと(かなり道の状態はよくなくて、途中でここでいいのか、と不安になるくらい)突き当たりで予約の有無を確認されます。そこで予約表をみせるとやっと駐車場エリアに入れる、というところ。BBQ施設やキャンピング施設がある、ビーチのある州立公園です。
ここのブラックビーチは有名。削られた溶岩が細かな黒い砂となっています。
ここにも多少のトレイルとか、潮の満ち引きと波とで水しぶきを噴き上げる穴とかがあるのだけれど私達は眺めるだけにしました。
ブラックビーチ・ケーブ(洞窟)だったかな。狭い穴をくぐると先が海岸に続きます。でもあんな風に波飛沫が高い(波が強い)のであんまり近寄らないのがbetterかも。
キャンプ場まわりには猫たちが沢山。たぶん野良。
寝てる寝てる・・・ピクニックエリアではおこぼれをもらう事もできるってことかな。

この先にハナという小さな、観光地化されすぎていない「本当のハワイ」がある、といわれる街があります。本当に小さな町で車ではすぐ通り過ぎてしまうところ。時間がある人は宿泊を勧められているけど、私達は時間がないので先を急ぎました。

そして・・・ハナを過ぎるとハイウェイはただの郡道、そう昨日の悪夢の再来か、というようなすれ違うのもギリッギリな、舗装されてるのかどうかもよく分からない道が増えてきます。MM45のあたり、この先の悪路にも諦めがついたころ(舗装されているだけイイ)美しい滝が現れます。Wailua(ワイルア)滝。橋を渡って左手に広めの駐車できるエリアがあるので、そこに車をとめて滝をみることができます。
というか、こんなところをスクールバスが通るのね(^_^;)
ワイルア滝。近付こうとする人たちもいたけど、前のトレイル同様結構濡れて滑りやすいので遠くから見るので満足するのが吉。

さて、ここから先はどんどん道が悪くなるのでゆっくり進みます。MM42くらい(ハナの街あたりからMMの数字は小さくなって行きます)でハレアカラ国立公園のもうひとつの入り口、キパフルというところにつきます。
レンジャーステーションではきれいなトイレもあるし、ほんの少しですが携帯もつながります(WiFiも)。時間があればぜひトレイル歩きを。ちょっと上級者向けだけれど有名な「ワイモク滝と七つの秘密の池“Waimoku Falls & 7 Sacred Pools”」にいけるトレイルがあります。一周3マイル(5km)、アップダウンもあるので2時間くらいかかりますが竹の森のなかを歩き、ジャングルを抜け、ハレアカラ国立公園の本当の美しさを見ることができると言われています。

私達はここに着いたときが3時・・・お腹もすいたし、私の運転の集中が切れてしまいそう(酷い道なのでね。。。)だったので先を急ぎました。

正直、ハレアカラ国立公園の先の道はおすすめ出来ない・・・通れるけれど、オフロード的なところを多少でも通った事がないひとは止めた方がいい。私ももうかなり緊張して1時間ほど運転しました。
でも景色は素晴らしい・・・人を寄せ付けない島の景色。途中から舗装がよくなり、対面通行できる道になったあたりから車を寄せて停め、写真をとる気が出ました。たぶんもともとのマウイってこういう風に厳しい自然のなかに小さな村落が存在したのでしょうね。

海岸線をホテルのあるキヘイの方面へ抜けられるのか、とおもいきや、「道がない」のでした。なので一度山の中を北上(農業の盛んなエリアで、それはそれで見応えあるけれど)し、朝に山に向かったのと同じあたりまで戻ってから帰る・・・なかなかなドライブ 苦笑

私がくたくたになっていたので、夕食を途中のクラという街でとることに。立ち寄ったのはKula Bistroというお店。これはSpaghetti & Wagyu Meatball. 食べきれなかった分はお持ち帰りです。
オットはその日のスペシャル、白身魚のソテーの乗ったタイカレー。どちらも美味しかった(し、かなりのボリュームでした)。
マウイの幹線道路よこにある砂糖工場あと。隣にはSugar plantation museumもあります。今は使われなくなったこの大きな工場跡、夕方に見るとちょっともの悲しい。ちなみにこの写真にある緑の看板(Mile0.5となってる)がマイルマーカー(MM)です。
キヘイの方に戻ってきました。海ではまだ釣りなんかを楽しむヒトがいるみたい。
こちらからの夕日もきれい。
ホテルに戻ってビールとワインをのんで。ハレアカラの方角に月が昇ってます。明日はマウイからカウアイに移動。ちょっと朝はゆっくりしようかな。

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たなかともこ@ツレヅレビト
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