弾丸南ユタロードトリップ(2)

画像1 ソルトレイクシティを通って南北にインターステート(州間道路)15号線が走っています。ユタ州の国立公園なんかに行く時は必ず通るところ。でも冬の時期に通ることは私は少なかったので、結構新鮮です。
画像2 遠くに雪をうっすら被った山と、湖と。手前はおそらく果樹園ですが、数日暖かかったからか、芽吹く前の「紅い枝」をしてます。なんで植物って芽吹く前は赤くなるんでしょう。なんかかわいい。
画像3 ソルトレイクシティーから1時間ちょっと南下すると、昔のユタ州の州都都市辺りにきます。こんな広々とした、牛なんかがのんびりと草を食んで向こうに山脈が美しく見える・・・っていう感じ。この辺りになると高速道路(Iー15、アイフィフティーンと読みます)の制限速度が80マイル/時・・・130km/hって感じに。でも大体それは「最低速度?」って思うような車の流れです。
画像4 こんなに雪を被った山々をみながら走るのは滅多にない。でもやっぱり、雪は好きだ〜〜〜〜
画像5 この辺りの土は別に赤くないので、多分あの山肌(岡肌?)が赤いのは芽吹こうとしてる雑草とかの色だと思います。
画像6 さて、インターステートを降りて「州道」に入ります。今回は道中を楽しむために「シーニックロード(景色の良い道)」に認定されているところを通るので、結構初めてのところばかり。州道はAAAなんかで地図をもらってみてみると、どの道がシーニックかがわかります。ただ、今回はまだ雪が多い時期なので一番行ってみたい道は諦めました・・・何せ3千メートルとかのエリアを通るのでね。
画像7 だんだんいい感じの岩肌があちこちに。そうそう、ソルトレイクシティは標高1400mくらいで、元々が高地にあります。ちょっとしたスキー場なんかは1万フィート越え(3,300m越え)っていうのが普通にあります。この辺りは7000フィート、2300mって感じでしょうか。
画像8 だんだん山の中に、そして標高もジリジリ上がります。ガソリン車だと結構標高2000mあたりから燃費が落ちるし、電気自動車も気温が10℃を下回ると突然燃費が落ちます。その辺知らないと結構怖い思いをするかも。
画像9 なんでもなく見えるかもしれないですが、右側の岩壁、10mはゆうにあるって感じです。
画像10 道の途中に湧水が寒さで凍ってできた氷の滝発見。無理やり車を寄せてもらって写真を撮りに行きました。
画像11 なんかすごい・・・ちなみにこの写真を撮っていた時が気温6℃、でも日陰で風が吹くと体感温度がめっちゃ低い。当たり前ですけど。大体高さ3mって感じの滝でした。
画像12 あの前方に停めた車まで戻りますが・・・標高2500m、走れません 爆笑 息切れどころか、本当に心臓爆発しそう。なので歩いて戻ります。ごめんよオット。
画像13 ああ、南ユタらしい岩壁が見えてきました。ここはDixie(ディキシー)国立森林。右下にあるのがレンジャーステーションです。
画像14 ディキシーの看板があります。この国立森林、かなりの広さなので、時々見ます。
画像15 オレンジの岩肌にフードゥーと呼ばれるニョキッとたった部分が「おお、南ユタ!」って感じ。雪の時期はまた別の美しさがあります。とにかく大地の力強さがハンパないところです。
画像16 明るすぎて上手く撮れない!!!悔しい!ものすごく美しい風景が広がるビューポイント。まぁこんなのが多すぎて名前もついてないんですがw グランドキャニオンができる途中、みたいな風景がずっと続いてます。
画像17 この辺りは先ほどの岩壁よりも優しいサーモンピンクの土です。白樺が葉を茂らせている時期も美しいでしょうね。
画像18 写真であの壮観さが表現できないのが悔しい・・・
画像19 さて、この道の「サミット(一番標高の高いところ)9900ft(3300m)」です。太古の海底部分が隆起し、周りが水の侵食で削られたMesaメサと呼ばれる台地状の山なので、頂上付近はこんな感じで真っ平。このエリアによくある風景。
画像20 だいぶ解けたようですが、それでも周りは1mほどの積雪がありそう。なんですが、ユタ州は雪国なので雪が降ると除雪+融雪剤撒きがあっという間に入ります。道はたいてい乾いてます。(でもこんなところを走った後の車は早めに洗わないと、錆びちゃいます・・・)
画像21 まだメサトップMesa topって感じですね。空気は薄く、低潅木がメインです。
画像22 少し下ってくると、今度は針葉樹とアスペン(白樺)のエリアに。これはこれで美しいんですよ、葉が茂るとますます。
画像23 MesaTopで雪遊びをしている人たち発見。なんかいいですねぇ・・・
画像24 さて、だいぶ下ってきました。南ユタの大地は本当にカラフルで、うっとりします。この色は私の大好きな国立公園、ブライスキャニオン国立公園の岩の色ですね。
画像25 また遠くにオレンジの岩肌。色のコントラストがなんとも言えません。
画像26 また違う感じの、違う色の大地が見えてきました。山越えは一旦終了。これから「赤い大地」エリアに向かいます。

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