憧れの絵本の島へ〜フィンランド紀行（９）

えーと、実は２日前から喉が変・・・と思っていたのだけれど、前夜一晩中熱をだして苦しんだ私。朝には解熱したけれど。でもとにかく今日は行かなきゃ！だったのです。解熱剤を飲んで出発！

昭和生まれの私はムーミンのアニメが大好きでした。（あの頃の絵は作者トーベ・ヤンソンから「これはムーミンじゃない！」とダメ出しされた、と、ムーミンショップの中に書いてありましたがwww）
折角夏にいくのです、フィンランド人ぽい休みを満喫しながらムーミンの島に行きましょう！ムーミンワールドは夏の3ヵ月だけ開いてるみたいです。

宿から1時間。フィンランドの田舎道をドライブなので、楽しい、楽しい。ムーミンワールドに行かれるかたは、トゥルクとか、ナーンタリの街に泊まるのもアリだと思います。私達は車移動で、かつサウナ付きコテージを探してたからこの上のほうの場所、だったんだけどね。

ムーミンワールドの街、ナーンタリには専用駐車場が。酒屋さんAlkoも入ってるおおきなS-marketの駐車場の裏側。ムーミンワールドチケット購入時にパーキングチケットも買ってあります。買ってない人はここでお姉さんに支払う仕組み。
その後S-market隣にあるバス乗り場からシャトルが出ています。

シャトルを降りたらこんな可愛いナーンタリの観光トラム（バス？）が。まぁ歩いて回れるほどの街なので乗らなくてもいいんですが、子供なら乗りたいだろうなぁ。

「ムーミンワールドへはこちら」看板に従うとナーンタリ教会の側を通ります。孫連れのおじいちゃん、おばあちゃんたちは下の道（一応車道、だからこっちを案内されてると思うのだけど・・・）を行っちゃいましたが。

ムーミンワールドへの案内板。わかりやすい。

ムーミンワールドへの入り口です！雨予報だったけどなんとかもったね・・・っていうか、このあと晴れてむしろ暑くてやってられねーになりましたが。
左手の小島が、ムーミンワールドです。

橋の両側に沢山ボートが係留してあるのだけど、一隻にスノークのお嬢さんが座ってました。あははははは。

お菓子かなんかの会社のものでしょうか、子供が駆け寄って中に入ったりしてました。まぁそうなるわな・・・

こちらは舞台。お昼からショーがあるらしいのであとで寄ろう。

ニョロニョロも、もちろん人気。

お菓子屋さん、お土産屋さん、射的の店・・・頭上のカラフルな傘がかわいい。

ムーミンママのレストラン。

ショップ。3-5歳向けが中心かな。でもスティンキー、いいよねぇ。私も好きよ。

身体の見えない女の子、ニンニ。←リンクはキャラクター紹介ページに飛びます。その子のいた森への入り口ね。

魔女の小屋。いろんなものが並んでます。

トフスラン（赤い帽子）とビフスラン。おしゃべりされてたのだけど、写真撮ってイイ？と聞いたら岩の上でポーズとってくれました。

スナフキンのキャンプです。スナフキンお出かけ中・・・

沢山の鳥の巣箱。

おおおお〜ムーミンの家だよ！

スナフキンがいました。橋の欄干に腰掛けてました（笑）

パパももちろん大人気。

ムーミーン！！！って走ってきた子供達がぎゅううううう。うううう、尊い。

ミーもとっても人気です。

スニフ。お話のなかのスニフのキャラが動きに出ていて、お見せできないのが残念！

あかちゃんもムーミンに反応します。

ムーミン家のダイニング。

ママのパントリー。

ムーミンのベッド。

水浴び小屋（ボートハウス）。

ムーミンパパの思い出、に出てくる竜のエドワード（Edward the Boobie）。身体が大きいのでうっかり誰かを踏み潰してしまったりすると、一週間泣き続けてお葬式代を払う、とかいうなんとも憎めないやつ。

ムーミンの島の端っこにボートハウスとエドワード。それを眺めながら持ち込んだランチを食べるご家族も。

最後にショーを見ました。上に英語字幕が。でもそれよりもね、見に来ている子供達が一緒に踊るの、客席で。どんだけ可愛いの！

・・・と、結構楽しんではいたのですがだんだん怠さがひどくなる。ということで解熱剤を飲み、昼過ぎにはムーミンワールドから帰ることに。ゴメンよ、オット。

折角なので教会を覗いていきましょう。

海の側だからでしょうね

車に乗る前に駐車場よこのスーパーで買い出しをして戻りました。この日の遅いランチはHESバーガー、フィンランドのバーガー屋さん。これが結構美味しくてね。安いし、どこにでもあるけどバカにしたもんじゃないですよ、おすすめ。

微熱続きで怠い私はしばらくハンモックで寝る。ハンモックの向こう側が湖。

今日はオットは1人でサウナ。ストーブの使い方のコツなどが分かったようで、たのしくサウナしてました。（私は完全に寝込んでた）
サウナあがりはフィンランドでは「ロンケロ」＝long drinkという意味らしい。日本でいえば甘口のサワーかな。アルコール分は5％くらいでした。

まぁそんなわけで私は完全に寝込んだわけですが、オットはそのぶん、半日まるっとサウナを1人で楽しむ時間に。夕飯は（フィンランドのサウナではつきものの）ソーセージとスモークサーモン、ロンケロにワイン。本当はBBQグリル（チャコール含めてついてる。）でやるものでしょうが、私にその元気がなく、オーブンに突っ込んで焼きました。

正直あんまり記憶がない・・・というくらい不調でした。でもオットはこの2日ですっかり「サウナ、いいなぁ」とサウナファンに。まぁよかったのかな。

明日泊まる宿はそれこそフィンランド人家族が2週間とかを過ごす農場（私達には一泊だけだけど）。フィンランド観光局もお勧めのこの農場ステイには、薪サウナと「スモークサウナ」がついてます。早く元気になれ、私・・・