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いつか行ってみたい。2

考え始めたら次々出てきた「いつか行ってみたい。」ところ。

二つ目は「ランカスター」、ペンシルベニア州のなかの小さな街です。

ここの人になら環境問題のことを言われても嫌な気分にならない。

以前 少々交流のあった日本人ご夫婦がお住まいだった街、ランカスター。名前を聞いてもわからなかったその場所は、東海岸地方にあります。

地図で見てもDCやフィラデルフィア、NYCに行ったついでに・・・と、なるかなぁ。車で2時間半、電車で3時間・・・だけど。

だから「いつか行ってみたい」なんです。行けるかなぁ?


アーミッシュって方達ご存知ですか。
文明の利器を生活に入れず、昔ながらの生活を実践されています。

ドイツ系移民ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団である。アメリカのキリスト教者共同体であり、 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。原郷はスイスアルザスシュワーベンなど。2020年時点での推定人口は約35万人とされている。

Wikipediaより

まぁ詳しくはウィキペディアを読んでいただくとして、15年前その友人ご夫妻に話をきいたときはびっくりしました。私の今住むエリアの「モルモン教」もなかなかにいろんな規律(それぞれに意味も納得出来るところもある)があるけれど、アーミッシュのそれはもっと厳しい。現実的に私は出来ないと思うレベル(いや、モルモン教だってアルコールとカフェイン禁止が既に私はダメですがw)。

Wikiより、アーミッシュの街でみられる風景。

まず電気は使えない。自動車もダメ。
服装も決まってます。
「大草原の小さな家」というアメリカの人気ドラマを見たことがあるならきっと覚えのある服装だと思いますが。

他サイトよりお借りしました

先日訪れたナイアガラでもこういう服装で街中を歩かれているひとたちがいらっしゃいました。観光でいらっしゃったのでしょうね(ちなみに、ナイアガラ周辺にもアーミッシュ集落はあるそうです)。


世の中に環境問題に心砕く方がふえました。自分事として語られる人も増えたし、それ自体私は素晴らしいコトだと思っています。先日もnoteのお題企画にありましたね、SDGsのこと。

でも、環境問題を周りの人と語るひとたちが自分たちの生活でどのくらい「できること」をしているかはわからない。先日も大気汚染にとても詳しくて、いろいろ話をされている方にお会いしたのですが、彼の乗っている車・・・30年前くらいのピックアップトラックで、真っ黒な排気ガスを出してました。

車を大事にのる、それは大切な事だと思います。でも現在の車のエンジンが昔のそれに比べどれくらい環境を考えて作られているか、を考えるとちょっと考えてしまいました。もちろん車を買い替える先立つもの、というものが必要なこともあるでしょう。それでも。


自分の生活の中で出来ることから環境問題に取り組む。いろんな形があると思いますし、絶対の正解はないかとおもいます。でもどれを取りどれを諦めたらどれだけのインパクトがあるか、というのを冷静に考えるのは難しい。ただ、黒い排気ガスを出す車に乗っていらっしゃる方が聞かせてくれる大気汚染の話より、アーミッシュの方の無言の毎日の方が 私にはもの凄く考えさせられる気がします。自分の生活を見直せないか、という気になります。

だから一度行ってみたい。
観光、というのも勿論ありますが、今の文明の利器に慣れた自分たちに何ができて何は無理そうなのか、やっぱり考えてみたいと思います。

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。