耳アカに悩まされた時間がとんでもないと気付いた話。
旅行に出る日にヒドい外耳炎で熱まで出してたことがあるのに、まだ私は耳と上手に付き合えない。ねぇどうして?これもトシだから???
今回はひどい痛みの出る前に処置した。といっても(多分日本でも)薬局でフツーに売ってる、抗生剤入りの軟膏を綿棒で塗っただけだが。おかげさま?で2日でほとんど痛みはなくなった。
が・・・耳閉感が消えない。
消えないどころか、左耳はさらにぼわわんと聞こえにくい。こうなってみて初めて、目の前のものの距離を感覚で測るのに耳から聞こえる音が結構役立っていたと気付いた。スゴいな五感。
いや、そういう話じゃない。片耳が聞こえにくいのって不便なの。常にくぐもって・・・
あ!これ、耳垢でフタしたんだ!!!
いわゆる耳垢塞栓(じこうそくせん)ですね。こんなの、私に縁のない病態だと思ってたさ。。。いや、かなり自分事でした。
それにしてもこれに気付くまで3日かかっているよ、アホか私は。
多分耳掃除(ベタ耳の私は綿棒くらいしか役に立たない)のとき、もしくは薬を塗ったときに残っていた耳垢を押し込んだんだ。
。。。あーあ。きったない話だけどシュレックみたいに耳垢を「ぽん!」って抜き取って、「こんのやろーウザいんだよっ」と怒りを込めて火を灯したい。(要らぬ説明と思いますが、耳垢Earwaxとロウソクの蝋waxをかけているんだろうね)
で、昨夜寝る前から耳閉感が我慢できないくらいになり、(先日も書いたけど)寝てる時なんて血流の音がうるさくて、朝イチで店が開くのをまって近所の薬局に飛び込みました。
使い方はこちら。1日2回、連続4日までつかっていいよ、と書いてあるけど。
私は綿を詰めるんじゃなく、頭を傾けて7-8分、その後ぬるま湯で洗います、という風にやった。(怖いのでちょっとだけ塩入れました。生理食塩水ってやつは0.9%ですから。まぁ気休めだったけど)
耳閉感のヒドイ左側に数滴・・・じゅッわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・
あ、これは多分、私はなんとかしようとして綿棒でつつきすぎて、皮膚を痛めたんでしょうね。滲み出た血の部分と反応してるかな。
(多分、だけれど消毒で使う過酸化水素水で、血があるとしゅわわわわーって泡が出るアレと同じ原理。)
かなりヒドい耳垢とは分かっていたので、そのまま10分ほど我慢しました。
ビデオではただ洗い流してたけれど、私の耳垢がそれで取れるとはとても思えない。スポイトなんだから洗いもするが吸い出しますよね。(え、こんなことするの私だけ?)そして取れたものは確認したいですよね。小さなガラスのコップに入れましたよ。
結果・・・白くふやけた耳垢が結構取れました。(写真は自粛)
すっきりきれいになった、という感じはないけど(あれだけ頑固だったんだしね)一部開通、って感じ(どんなだよ)。思ったより簡単で、すぐに結果が「わかって」「見えて」満足。あと何度か繰り返す予定です。
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これまでもベタ耳のために耳掃除は結構苦労してて。友人にEarwax candleっていうのをもらって試したこともあるけど、うまく使えたのかどうか分からなかった・・・。
なのにこのdebrox、化学反応を使ってこびりついたものを剥がれやすくするのだろうから、あんまり頻回に使うものじゃないとは思うけれど
とにかく簡単じゃない、これ!!!
さすがは耳鼻科で勧められる市販薬。これ知ってたら、20年以上耳掃除に悩まなかった。年に数回でもこれをやればよかったんじゃ・・・
日本には細い顕微鏡を使いながら耳かきをしてくれる場所もあるし耳鼻科でも耳ゴミ取りをしてくれるらしいが、アメリカにはそんな場所はない。耳鼻科はやってくれるかもしれないけど、まずかかるのに数週間待たないといけない、とかになる。多分ね。こんなことで救急室行かないしな。
というわけで、私の20数年を返して〜〜〜といいたいくらいの経験だったことをご報告いたします。