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ブルーピリオドはやばい。まじでやばい。
ブルーピリオドは、成績優秀、イケメンDQN、スクールカースト上位の主人公、八虎。
遊びも勉強もちゃんとしてるけど、なんか打ち込めるものがなくて空虚だった八虎がたまたま美術部の先輩の絵を観て、絵に魅入られて、本気で芸大目指す話です。
いやぁ、、感想を端的に言うなら
恐ろしい。かな。
作品を作る人ってこんなにも自分を意識しないといけないのか、、
逃げ道も言い訳もなんにも用意できないなんて。
って思いました。
絵という枠の中で不確定要素が存在できない世界。
しかも、追い詰めるのは自分自身。
私なら発狂してしまう。
たぶん体の不調なんて一瞬ででる。
人間ってもっと弱い生き物だと思って、思い込んで暮らしてたのに。
お前は自分で好きで好きなことをしてるんだろう?そこに魂かけないで一体なにをかけるんだ?それで良いわけがないよな?
そんなふうに問いかけられてる感じ。
自分自身で自分を赤裸々に細部まで、そりゃあもう詳らかに自分の目の前に晒されたら、私なら明日から生きていけないんじゃあないかって思う。
目をそらして、騙し騙し、言い訳と保険を用意して、傲慢な自分と付き合っていくだけで精一杯なのに。
こんなにも向き合わないといけないのか。
恐ろしい。だけど。凄い。
こんなにやらにゃいかんのかって恐怖と
こんだけ打ち込めるってことへの憧れ。
今、妥協と無気力をさらして、興味に蓋をして、お前それ自分で生きてるって言えるのかって問いと
それに対して無限に出てくる、でも、けど、だって。
突き動かされて踏み出す自分になるか否かはわからないけれど
そんな思いを抱かされる物語でした。
八虎すごい。最初何でもできちゃうイケメンDQNいけすかねぇーとか思ってごめん。笑
全部ちゃんと頑張っててめっちゃ努力家だったわ。。(´;ω;`)
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