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なぜ突然インドに?

実は12月末から1月後半までの1ヶ月インドにいました。

「なぜ突然インドに?」
そう思われたでしょう。

カンボジアのかご屋がなぜインドに?
インドのかごを探しに行った?

なんて思ったかもしれません。

実はそうではないんです。

元々moilyは2010年から
世界の人たちとの「働く場所」を作ることで
ハッピー輪を広げていきたいなぁと思い
活動しています。

その第1カ国目がカンボジアでした。
そして第2か国目に選んだのがインドです。

なぜインドかって?それは・・・
よくいうインドに呼ばれてしまったからでしょうか。笑

2018~2019年にかけて
3回インドを訪れ多くの場所を訪問しました。

その時、たまたま訪れたラジャスタン州ジョードプルという場所。

ジョードプルの街並み

そこでたまたま出会った2人の女性。
近い志を感じ
強烈に惹かれ
力になりたいと思いました。

その時のことをちょっと書いてみます。

▶︎1人目はタマンナ。
インド人の女性でNGOを運営しています。

タマンナが賞を獲ったときの写真。
わたしと彼女の娘ちゃんも一緒に。

ジョードプルという場所では
まだまだ男尊女卑が強くあります。

女の子に生まれると両親が
学校に行くことを許してくれなかったり
家から外に出ることすら許してもらえなかったり。
DVや義理の家族からのいじめなど
苦しんでいる女性が多くいることを彼女の活動を通して知りました。

そんな苦しむ女性たちの心の居場所を作りたい
必要な教育を与えたり
手に職を与えたり
カウンセリングをしたり

と、多くの女性たちをサポートしているのが
タマンナです。

タマンナがつくる場所は
シェルターでもあり
女性の学びや活動、カウンセリングの場。

タマンナのNGOに通う女の子たち


彼女の活動は今年で10年目。

彼女の愛の大きさ
それに救われている女性の多さを知り
絶対にこの場所は続いていって欲しいと強く思うものの
資金不足が問題となっていました。
自然と、moilyで力になりたいなぁと思うようになりました。


▶︎もう一人の女性はサンジュ。
彼女はタマンナのNGOの卒業生です。

サンジュの誕生日を一緒に祝ったときのもの

彼女は夫からの暴力に苦しんでいました。
アルコール依存症で、給料を一切家庭に入れない夫。
実際私が、サンジュのお家に泊まりにいった時、
サンジュに殴りかかったことも・・・

夫に頼れないけど
「2人の子どもには絶対に良い教育を!」という強い思いから

一人で観光地にお土産屋さんをオープンさせ
さらに商品は自分と同じような境遇の女性たちに
制作をお願いするという活動まで・・・

ものづくりをするための布を
職人さんから購入するサンジュ

実際2人の子どもは大学を卒業しました。
(サンジュは10代でお見合い結婚してるよ)

ただ、想いはあるけど、まだまだ収入は不安定。
商品のクオリティも日本で売れるほどではない。
もし、彼女が倒れたら一緒にみんな倒れてしまう。

こちらもなんとかmoilyで
力になれないかなと思っていました。

それから、コロナで数年行けない年が続きました。

コロナでどちらも倒れそうになってしまった時は
一度タマンナ、サンジュ、moilyで「マスクプロジェクト」を立ち上げ
インドにお金を送ったこともありました。
(その時協力してくださった皆さんありがとうございました)

それからずっとどうしたら
moilyとして関われるか。力になれるか。
ずっとずっと考えていました。

そしてコロナが明け
ようやく思いつきました。

①まずはmoilyでインドのものを売るというベースを作ろう。
すでにインドの技術が高いところでmoilyのお客さんが
ハッピーになる商品作りをして
その商品の売上の一部をタマンナのNGOに送ることから始めよう。

②そして少しずつサンジュや彼女がサポートする女性、タマンナのNGOが作る商品をmoilyでも販売するためにクオリティ指導をしていこう。

という結論になりました。

長くなりましたが
これがインドで商品開発を始めようと
思ったきっかけです。

さぁ。。。
では久しぶりにインドに行ってみてどうだったか??

・・・そんなにうまくいかないよね。笑

次回をお楽しみに▶︎▶︎
//次回はまさかの大トラブル発生編!!//

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