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遂に動き出したお洋服プロジェクト

前回の記事で書いたように、ファルークさんとの服作りは
残念ながらうまくいきませんでした。(いい思い出だけどね!)


色々あってファルークさんのいるアーメダバードという場所で
服作りをすることになっていたけど(過去のブログ参照)

結局自分の拠点であるジョードプルへ一度戻ることに。
ここで全てが回れば一番良い!

ここ、ジョードプルには以前のブログでも書いた友人サンジュがいます。

友人サンジュ



彼女の力になるのが服作りの目的なので、
本来ならばここで服作りができるのが一番ベスト。

補足(サンジュは家庭内暴力の被害者であり、多くの問題を抱えています。家族を養うために小さな土産屋を経営し、そこで販売する商品を同じようなDV被害者やシングルマザーの女性5人にオーダーしています。)

この一年、ファルークさんと連絡を取りながら、
サンジュともずっと連絡を取り続けていました。

そして。ファルークさんのオーダー服がなかなか完成しないことも、サンジュには伝えていました。

今回ジョードプルに戻ってびっくり。
サンジュがジョードプルで高品質な服を作ってくれる工房を
見つけておいてくれたんです!さらに、すでに他の方のオーダーを一度受けて、納期の速さやクオリティの確認までもしていたの。

なんてしごでき!なんて心強いの!

実際、サンジュを通じてテーラーさんにお願いしてみると、本当にやりやすい!価格交渉も、クオリティの指示も、納期の指示も、全てスムーズに進んでいきます。「なんだ!これはもう、サンジュにお任せするのがベストやん。」と確信しました。


サンジュと服作り

何より、サンジュの顔がイキイキしていて、私(外国人)のパートナーであり、アテンドして、自分がリーダーとして指示を出していることに喜びを持っているんだなぁと感じました。それがなんだか一番嬉しくて。

これは、私がインドで表に立つべきでないなと。
私は裏方に回り、サンジュをmoilyのパートナーになってもらって、インドのことはサンジュを通して全てお願いするのがベストだなと。

そのほうが、インドの女性たちの仕事と通して、喜びやエンパワーメントを作っていたい。というmoily願いと重なるなとも感じました。

サンジュは自分もDV被害者で、生きていくのすら大変なのに
自分を頼ってくれる女性たちを放っておけない。
5人の仕事まで作ってしまう。

そんな、彼女の愛の大きさと、パワフルさに私は
ものすごい感銘を受けていて。

サンジュと仕事のパートナーになることで、
サンジュの可能性がもっともっと広がっていって、
もっとたくさんのインドの女性たちの力になっていけたら。

現地の問題は、現地の人が一番よくわかっているからね。

この先のインドの活動がサンジュを拠点に
ぶわわわわって広がっていくことがイメージできてきました。

そのようなことを、毎日サンジュと話し
moilyで作るお洋服は全てサンジュを通してお願いすることになりました。

注文、検品、在庫管理などなど、すべてお願いします。

全ての服の売上の一部が必ずサンジュや女性たちに入るようにする仕組み。

今後、皆さんの手元に届くお洋服。絶対サンジュたちに入るからね。
そして、それがきっと、大きくなっていって、女性たちの力になって
より大きな活動になっていくことを、みんなで一緒に見守りましょう。

今まで全く動かなかったものが、少しずつ回り始めました。

ワクワクするぞ!

サンジュとは、もう一つ新しいプロジェクトも考えているので、
それは次回お話しますね!


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