生きる流れに身を任せて
水墨画家 浦正さんの光明院での展覧会の模様をドキュメントした動画が公開された。
この動画は浦正さんのファンである私の息子が制作した。音楽も息子の友人だ。
https://youtu.be/uwB7R2z-YbU
好きだからが連なって生まれるものは
すべてが清らかだ。
川の流れの如く生きる
これが京都で暮らす私の心情だと思う
例えばこの企画を例にとるなら
あるとき、
浦正さんの作品を好きになり
フリーダムディクショナリーで
連載が始まった
その後、京都に移住し
あるとき、
重森三玲の「波心庭」を好きになり
光明院に魅せられ
その住職の慶水さんが
フリーダムディクショナリーを
好きになり、
水墨画浦正展覧会が開催された
フリーダムディクショナリー連載中の
浦正作品を
楽人が好きになり
その模様を動画で記録した
本来ならこの流れに
必ず関与するはずの
金銭が
まったく関与していない
その清々しさが
すべてを肯定させたと思っている
コロナ禍がきっかけで京都に移住した私だが、
比叡山と如意ヶ嶽の間を源に左京・東山区を流れる全長9.3キロ京都市動物園付近で琵琶湖疏水に入ったのち、
慶流橋から疏水と分れ、
東山区四条大橋の北で鴨川に注ぐ、
私のアイドルあの白川の如く、
生きることは川の流れる如し、
それを学ぶ京都の暮らしを
今年も満喫している。
新しい年を生きる流れに身を任せたい。
サンガニチミッカ
2022
京都左京区岡崎
選曲家 桑原茂一