イラン革命防衛隊幹部がモサドのスパイ
イラン革命防衛隊(IRGC)の中核組織Quds Force(日本語だとコッズ部隊 とか訳されている)のトップがイスラエルのスパイだったという話が出て来ている。ちなみに前任のトップはアメリカに殺されたスレイマニ司令官だ。
にわかには信じがたいが、イスラエルのスパイはヒズボラ側にではなくイラン側にいるのではないかという疑惑が持ち上がっていたなかで(イランにイスラエルのスパイがいることは分かきっていたが、治安機関中枢にイスラエルのスパイがいるという疑念が生じたのはハマス幹部のハニヤをテヘランで爆殺したときが契機だろう。)、この報道が出てきた。
ヒズボラのナスララ師が殺害されたときに、ナスララ氏が地下壕でイラン人と面会していて、そいつがイスラエルのスパイとの報道が出ていたが(正直この報道は信じていなかった。)、それが革命防衛隊のQuds Forceのトップのこのイラン人なのだろうか。。。
イラン側は状況証拠からイスラエルのスパイと確信を持ったのだろう。現在、身柄が拘束されているようなので、今後、ズボラ幹部やイラン革命防衛隊幹部に対するイスラエルのピンポイント攻撃が成功しなくなると、この男がスパイだったということになる。この男が導入したやり方、通信手段、導入した機器、すべて点検が必要になってくる。。イランにとってこれは大変な作業になる。
もしも彼がイスラエルのスパイであった場合、このタイミングで、使いつぶすのは得策ではない気がするが。。