ハマスの指導者シンワルの最期 その1

最期の場面だそうだ。
お疲れ様といいたい。

今のガザ地区の極限状態の中から、ハマスをまとめて、組織の崩壊を防ぐ動きが出てくるのか、それとも分崩離析し、統制を失い、組織として完全に機能を失うのか注目だ。

シンワルを殺害したとなると、まだ生きている人質を生かし続けるのか、交渉材料に使うのかなどは、ハマス内で決める人がいなくなる気がするが、どうなるのであろうか。イスラエル諜報機関の工作対策もあり、シンワルは自分に代わる存在を置いていない気がするし、縦割りで、秘密の共有は制限されているだろう。生き残ったベテラン活動家(もう幹部はほとんど殺害されていないだろう)が、ガザの極限状態の中で、どこかで合流して次の指導者を決めなければならないと思うが、本当に大変だと思う。

ちなみに、イスラエルはシンワルの所在を把握して狙ったのではなく、イスラエルが攻撃した建物にたまたまシンワルがいたということだそうだ。

タミルタイガーの指導者プラバカランの最期を思い出した。

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