トランプを銃撃した若者(2)
青山繁晴の話を聴いて、(今回は)真実は青山の話の可能性の方が高い気がする。
私の違和感は、銃撃犯の青年の高校時代の同級生数名が米国のテレビのインタビューに答えていて、(少なくとも放送上の)同級生の第一声が、彼はいつも(almost every day)いじめられていた、と語ったことに衝撃と違和感を覚えた。よっぽどでしょうよ。第一声が、いじめられっ子だったということは、高校のほぼすべての生徒と先生、保護者にも知られる程度に仲間外れにされ、いじめられていたのではないか、と感じたからだ。
いじめっ子側は親が町の有力者というようなことはアメリカでもあるのだろうと思う。その辺の事情は日本と同じだろう。
私は銃撃犯が過ごした地域がどれくらいの地方都市なのか、知らないが、ある映画のことを思い出した。ウィンドリバーという映画だ。思い出したと書いておきながら、、私はこの映画を観ていない。ただ映画好きの知人と話したときに、現代アメリカでも田舎はこんな風なのかと知人が内容を語ってくれて覚えている。
そういえば、昔、勤務した会社で、出来の悪い私にいろいろ仕事を教えてくれた恩人(といっても同世代)が、アメリカの白人しかいない田舎町(ある宗教で有名な州)で単身高校生活を送った人だった。彼は東洋人ながら、好人物なので、不良グループ(もちろん白人)に気に入れられて、(おそらく親の期待に背く形で)高校生活をどっぷり田舎の不良グループと共にした人だった。不良グループは普通に親の所有する自動小銃(拳銃、ピストルじゃないですよ、M16とかカラシニコフというような30発弾倉の軍用の突撃銃(assault rifle )です。)を持ち出して乱射して遊んでいたそうだ。彼ならアメリカの田舎高校のいじめ事情が分かるだろうから時間があるときに訊いてみるかな。。。